Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編

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6.8.4 マッピング定義のコピー

マッピング定義をコピーする方法を次に示します。

参考
マッピング定義をコピーした場合,コピー先のファンクションには,コピー元のファンクションと同じ名称が設定されます。同名のファンクションがコピー先のマッピング定義エディタにすでに存在する場合は,ファンクション名の末尾に連番を追加した名称が設定されます。
<この項の構成>
(1) 構造一致複製マッピング
(2) 要素名一致複製マッピング

(1) 構造一致複製マッピング

構造一致複製マッピングは,コピー先とコピー元の要素名だけでなく,スキーマの構造が一致している場合に使用できるコピー方法です。構造一致複製マッピングでマッピング定義をコピーする方法を次に示します。

  1. データ変換定義画面の変換先スキーマツリービューアで,複合内容要素を右クリックして,[複製マッピング]−[構造一致]を選択します。
    [複製マッピング元設定]ダイアログが表示されます。
  2. [ノード追加]ボタンをクリックします。
    [ノード選択ダイアログ]が表示されます。
  3. コピーする要素を選択し,[OK]ボタンをクリックします。
    選択した要素のパスが[パス]に追加されます。なお,変換元に複数のスキーマが存在する場合は,コピーする要素を複数選択してください。
  4. [OK]ボタンをクリックします。
    マッピング定義がコピーされます。

(2) 要素名一致複製マッピング

要素名一致複製マッピングは,コピー先とコピー元の要素名が一致している場合に使用できるコピー方法です。要素名一致複製マッピングでマッピング定義をコピーする方法を次に示します。

  1. データ変換定義画面の変換先スキーマツリービューアで,複合内容要素を右クリックして,[複製マッピング]−[要素名一致]を選択します。
    [複製マッピング範囲設定]ダイアログが表示されます。
  2. コピー元およびコピー先情報を設定します。
    コピー元の情報は[複製マッピング元]に,コピー先の情報は[複製マッピング先]に設定します。
    各項目に設定するノードは,項目の横にある[ノード選択]ボタンをクリックして,選択してください。選択したノードが各項目に表示されます。
  3. [OK]ボタンをクリックします。
    マッピング定義がコピーされます。

 

注意
次の場合は,エラーメッセージが表示され,マッピング定義はコピーされません。
  • コピー元のマッピング定義ファイル(拡張子:.mdo)が登録されていない場合
  • コピー元のマッピング定義ファイル(拡張子:.mdo)の読み込みに失敗した場合
  • 登録してあるコピー元のマッピング定義ファイル(拡張子:.mdo)の内容が空の場合