Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編
(1) 使用するファンクション
1つのマッピング元の文字列から,一部分の文字列を取り出すには,部分文字列取得ファンクションを使用します。部分文字列取得ファンクションを使用した例を次に示します。
図6-3 部分文字列取得ファンクションの使用例
1つのマッピング元の文字列から,一部分の文字列を取り出す手順を次に示します。
- パレットから部分文字列取得ファンクション(substr)を選択して,マッピングビューアに配置します。
- マッピング線を設定します。
- 次のどちらかの方法で[部分文字列取得]ダイアログを表示させます。
- 部分文字列取得ファンクションを右クリックして[設定]を選択します。
- 部分文字列取得ファンクションをダブルクリックします。
[部分文字列取得]ダイアログが表示されます。
[部分文字列取得]ダイアログの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.6.18 部分文字列取得ダイアログ」を参照してください。
- [入力]に変換元ノードが指定されている場合,その変換元ノードに条件を設定して,その条件を満たす場合だけマッピングさせたいとき,[ノード条件設定]ボタンをクリックします。
[ノード条件設定]ダイアログが表示されます。
ノード条件の設定方法については,「6.7 ノード条件を設定する」を参照してください。また,[ノード条件設定]ダイアログについては,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.6.9 ノード条件設定ダイアログ」を参照してください。
- 取り出す文字列を指定します。
- 取り出す範囲を文字列の先頭から指定する場合
[先頭からの範囲指定]ラジオボタンを選択し,[開始位置]に取り出す文字列の開始文字の位置を指定します。取り出す文字列の文字数を指定する場合,[文字数]に取り出す文字数を指定します。[開始位置]で指定した開始文字の位置から末尾までの文字列を取り出す場合,[開始位置から末尾までを取得]チェックボックスをチェックします。
- 取り出す範囲を文字列の末尾から指定する場合
[末尾からの範囲指定]ラジオボタンを選択し,[開始位置]に取り出す文字列の開始文字の位置を指定します。取り出す文字列の文字数を指定する場合,[文字数]に取り出す文字数を指定します。[開始位置]で指定した開始文字の位置から先頭までの文字列を取り出す場合,[開始位置から先頭までを取得]チェックボックスをチェックします。
- 文字列を2つに分割して,分割した前の部分かあとの部分かのどちらかを指定する場合
[分割文字列指定]ラジオボタンを選択し,[分割文字列]にマッピング元の文字列を分割する文字(文字列)を指定します。先頭の文字から[分割文字列]で指定した文字(文字列)より前の文字列を取り出したい場合,[取得部位]に「前」を指定します。[分割文字列]で指定した文字(文字列)のあとから末尾までの文字列を取り出したい場合,[取得部位]に「後」を指定します。
- [OK]ボタンをクリックします。
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