Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編
CSV形式の場合,バイナリフォーマット定義ファイルの内容は,バイナリフォーマット定義画面で定義します。バイナリフォーマット定義画面は,Eclipseのパッケージ・エクスプローラーに表示されるバイナリフォーマット定義ファイルをダブルクリックすると表示されます。
バイナリフォーマット定義画面については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.2.1 バイナリフォーマット定義画面」を参照してください。
CSV形式の場合,バイナリフォーマット定義ファイルを新規作成して,バイナリフォーマット定義画面を表示すると,ルート要素,ヘッダ要素,およびレコード要素が配置された状態で表示されます。
図4-6 CSV形式のデータを利用する場合のバイナリフォーマット定義画面の初期表示
ルート要素,ヘッダ要素,およびレコード要素はすべて複合内容要素です。ヘッダ要素およびレコード要素はルート要素の構成要素として設定されています。ヘッダ要素およびレコード要素には,ローカル定義の単純内容要素を構成要素として設定します。
バイナリフォーマット定義画面では次の作業を行います。
定義の方法を次に示します。
バイナリフォーマット定義ファイルのフォーマット情報として,バイナリデータで使用されている文字コードや改行を指定します。
設定の方法は,CSV以外の形式のバイナリデータを利用する場合と同じです。フォーマット情報の設定方法については,「4.4.4(1) フォーマット情報を設定する」を参照してください。
ヘッダ要素およびレコード要素の出現回数の設定方法を次に示します。
バイナリフォーマット定義エディタに,ルート要素の構成要素として表示されているヘッダ要素およびレコード要素の構成要素の設定方法を次に示します。
CSVデータを利用する場合,バイナリフォーマット定義画面に初期表示されたルート要素以外の要素を,ルート要素に設定することはできません。ただし,ルート要素の名称だけ変更できます。
ルート要素の名称の変更方法を次に示します。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, 2019, Hitachi, Ltd.