Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編
設計情報として出力できる情報は,設計情報の出力ウィザードで選択できます。設計情報として出力できる情報を次の図に示します。
図3-3 設計情報として出力できる情報
リポジトリ概要,ビジネスプロセス情報,サービスアダプタ情報に出力できる情報を次に説明します。また,ビジネスプロセス情報内に含まれるデータ変換の定義情報についても説明します。
リポジトリ概要を次の図に示します。
図3-4 リポジトリ概要
ビジネスプロセス情報は,スコープアクティビティおよび繰り返しアクティビティが定義されているかどうかによって,出力される情報が異なります。
ビジネスプロセス情報を次の図に示します。
図3-5 ビジネスプロセス情報
サービスアダプタ情報を次の図に示します。
図3-6 サービスアダプタ情報
ビジネスプロセスまたはサービスアダプタでデータ変換を定義した場合,データ変換の対応表が出力されます。データ変換の対応表を次の図に示します。
図3-7 データ変換の対応表
「代入値」および「関数詳細」に出力される情報をファンクションごとに次の表に示します。
表3-5 「代入値」および「関数詳細」に出力される情報
項番 | ファンクション名 | 代入値の出力形式 | 関数詳細の出力形式 |
---|---|---|---|
1 | 文字列連結 | <ファンクション名>(<連結する対象>, …) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=文字列連結 (concat) |
2 | 部分文字列取得 | <ファンクション名>(<分割する対象>) | 「・<ファンクション名>」のあとに次のどれかが出力されます。
|
3 | 文字数取得 | <ファンクション名>(<文字数を取得する対象>) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=文字数取得 (length) |
4 | 文字列調査 | <ファンクション名>(<特定の文字列が含まれているかどうかを調査する対象>) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=文字列調査 (contain), 調査種別=<指定文字列を含む | 指定文字列から開始>, 調査文字列='<調査文字列>' |
5 | 空白除去 | <ファンクション名>(<空白を除去する対象>) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=空白除去 (trim) |
6 | 数値フォーマット変換 | <ファンクション名>(<フォーマットしたい数値>) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=数値フォーマット変換 (format), パターン='<フォーマットパターン>', 記号の変更=<なし | (小数点文字='<小数点文字>', 桁区切り文字='<桁区切り文字>')> |
7 | 数値演算 | <ファンクション名>(<1つ目の演算の対象>, '<+ | - | * | / | %>', <2つ目の演算の対象>) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=数値演算 (calc) |
8 | 端数処理 | <ファンクション名>(<端数処理を行う対象>) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=端数処理 (round), 端数処理種別=<四捨五入 | 切り捨て | 切り上げ> |
9 | 総和 | <ファンクション名>(<総和を取る対象>, …) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=総和 (sum) |
10 | 否定演算 | <ファンクション名>(<否定演算の対象>) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=否定演算 (not) |
11 | 論理演算 | <ファンクション名>(<1つ目の演算の対象>, <2つ目の演算の対象>) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=論理演算 (bitop), 演算=<論理積 (AND)|論理和 (OR)|排他的論理和 (XOR)> |
12 | シフト演算 | <ファンクション名>(<シフト演算の対象>) |
|
13 | ノード数取得 | <ファンクション名>(<ノード数を取得したいノード>) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=ノード数取得 (count) |
14 | ノード名取得 | <ファンクション名>(<ノード名を取得したいノード>) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=ノード名取得 (name) |
15 | ノード調査 | <ファンクション名>(<存在を確認したいノード>) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=ノード調査 (exist) |
16 | くり返し | <ファンクション名>(<ループの基準となるパス>) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=くり返し (loop)
|
17 | 選択 | <ファンクション名>([<条件値>]=>[<出力値>], …, [どの条件にも合致しない場合]=>[<出力値>]) [<出力値>]には次のどれかが出力されます。
|
・<ファンクション名> ファンクションタイプ=選択 (choose) |
18 | 定数 | <ファンクション名>(<文字列:'<値>' | 数値: '<値>' | 論理値:<真 | 偽>| 特殊ノード:<ノード出力なし | 空ノード>>) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=定数 (const) |
19 | 値置換え | <ファンクション名>(<置換対象のノード>) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=値置換え (replace), 変換テーブル ID='<変換テーブルID>', パスプロパティ='csc.dt.valueTable.<変換テーブルID>', コードプロパティ='csc.dt.encodeType.<変換テーブルID>', 検索キー列指定=<左列 | 右列>, 検索失敗時の動作=<デフォルト値を代入, 値= '<値>' | 変換エラー> |
20 | 基数変換 | <ファンクション名>(<基数変換の対象>) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=基数変換 (radix), 入力基数=<16進数|10進数|2進数>, 出力基数=<16進数|10進数|2進数> |
21 | カスタム | <ファンクション名>(<引数の入力値>, …)
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|
22 | XPath | <ファンクション名>(<XPath式>) | ・<ファンクション名> ファンクションタイプ=XPath (xpath) |
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