Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編

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2.6 利用できるサービス部品の種類と適用範囲

サービスプラットフォームで提供する標準プロトコルで利用できるサービス部品の種類と適用範囲について説明します。

標準プロトコルで利用できるサービス部品にはインターフェース情報が定義されている必要があります。

サービスプラットフォームで利用できる標準プロトコルのサービス部品の種類を次の表に示します。

表2-9 利用できるサービス部品の種類

サービス部品の種類 通信形態 プロトコル
Webサービス 同期 SOAP(HTTP)
SessionBean RMI-IIOP
MDB 非同期 WS-R
DBキュー JMS

表に示すサービス部品以外に,標準プロトコル以外のシステムと接続してサービス部品を利用することもできます。標準プロトコル以外のシステムと接続した場合のサービス部品の呼び出しの概要については,マニュアル「サービスプラットフォーム 解説」の「2. さまざまなシステムと接続するための機能」を参照してください。

以降の項では,標準プロトコルで利用できるサービス部品の種類ごとに適用範囲を説明します。

<この節の構成>
2.6.1 Webサービスを利用したサービス部品の適用範囲
2.6.2 SessionBeanを利用したサービス部品の適用範囲
2.6.3 Reliable Messagingのローカルキューを利用したサービス部品の適用範囲
2.6.4 DBキューを利用したサービス部品の適用範囲
2.6.5 XMLスキーマの適用範囲