Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編
サービスプラットフォームのどの機能を使用し,どのような運用をしたいかによって,データベースとReliable Messagingの使用有無が異なります。使用する機能ごとに,データベースとReliable Messagingの使用有無を次の表に示します。
表2-1 使用したい機能ごとのデータベースとReliable Messagingの使用有無
使用したい機能 | データベース | Reliable Messaging | |
---|---|---|---|
次の同期受付を使用したい
|
× | × | |
次の非同期受付を使用したい
|
× | × | |
次の同期のサービスアダプタを使用したい
|
× | × | |
次の非同期のサービスアダプタを使用したい
|
○ | ○ | |
DBアダプタを使用したい | ×※1 | × | |
ビジネスプロセスを使用したい | 永続化するビジネスプロセスを使用したい | ○ | × |
永続化しないビジネスプロセスを使用したい※2 | × | × | |
プロセスインスタンスの実行履歴を管理したい | ○ | × |
この表から,データベースとReliable Messagingの使用有無による構成形態は,次の3つのパターンがあることがわかります。
本番環境をどのパターンで構築するかによって,テスト環境の設定内容が異なります。テスト環境と本番環境で設定する,データベースとReliable Messagingの使用有無については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「1.3 テスト環境と本番環境との関係」を参照してください。また,テスト環境での設定内容については,「2.4 テスト環境の簡易セットアップ」を参照してください。
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