Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編

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8.9.4 EADsクライアント呼び出し時のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報(EADsセッションフェイルオーバ機能のトレース)

EADsクライアント呼び出し時のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報について説明します。

<この項の構成>
(1) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル
(2) 取得できるトレース情報

(1) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表8-32 EADsクライアント呼び出し時のトレース取得ポイントの詳細(EADsセッションフェイルオーバ機能)

イベントID 図中の番号 トレース取得ポイント レベル
0x8233 1 EADsセッションフェイルオーバ機能によるEADsクライアント呼び出し直前 A
0x8333 2 EADsセッションフェイルオーバ機能によるEADsクライアント呼び出し直後 A

(凡例)A:標準

注※ 図8-22中の番号と対応しています。


トレース取得ポイントを次の図に示します。

図8-22 EADsクライアント呼び出し時のトレース取得ポイント(EADsセッションフェイルオーバ機能)

[図データ]

(2) 取得できるトレース情報

EADsクライアント呼び出し時に取得できるトレース情報を次の表に示します。

表8-33 EADsクライアント呼び出し時に取得できるトレース情報(EADsセッションフェイルオーバ機能)

図中の番号 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x8233 A 呼び出すEADsクライアントのクラス名 呼び出すEADsクライアントのメソッド名 <呼び出すEADsクライアントのメソッドの引数>
2 0x8333 A
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>

(凡例)A:標準 −:該当なし


注※ 図8-22中の番号と対応しています。