Cosminexus V9 アプリケーションサーバ Webサービス開発ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

19.1.1 JAX-WS 2.2仕様の機能のサポート範囲

JAX-WS 2.2仕様の機能のサポート範囲を次の表に示します。

なお,前提条件については,「1.4.2 機能および仕様に関する前提条件」を参照してください。

表19-1 JAX-WS 2.2仕様の機能のサポート範囲

分類 サポート 備考
大分類※1 小分類※2
2 WSDL 1.1からJavaへのマッピング  
2 埋め込みによるバインディング宣言,または外部バインディングファイルによるマッピングのカスタマイズ バンディング宣言のサポート範囲については,「15.2 WSDLからJavaへのマッピングのカスタマイズ」を参照してください。
2 生成されるJavaコードへのアノテーションの付与 アノテーションのサポート範囲については,「16.2.1 アノテーション一覧」を参照してください。
2.1 名前空間からパッケージへのマッピング マッピングについては,「15.1.1 名前空間からパッケージ名へのマッピング」を参照してください。
2.2 ポートタイプからSEIへのマッピング マッピングについては,「15.1.2 ポートタイプからSEI名へのマッピング」を参照してください。
2.3 オペレーションからSEIのメソッドへのマッピング マッピングについては,「15.1.3 オペレーションからメソッド名へのマッピング」を参照してください。
2.3 メソッドのオーバーロード メソッドのオーバーロードについては,「15.1.11(1) Javaメソッドのオーバーロード」を参照してください。
2.3 MEP:request-responseオペレーションのサポート  
2.3 MEP:one-wayオペレーションのサポート  
2.3.1.1 Non-wrapperスタイルのオペレーションのサポート  
2.3.1.2 Wrapperスタイルのオペレーションのサポート  
2.3.2 パラメタの順序と戻り値の型 parameterOrder属性 ×  
parameterOrder属性以外
2.3.3 javax.xml.ws.Holder<T>クラス javax.xml.ws.Holder<T>クラスのサポート範囲については,「19.2.4(12) javax.xml.ws.Holder<T>クラス」を参照してください。
2.3.4 非同期マッピング ×  
2.4.1 W3CEndpointReferenceクラス  
2.5 フォルトからサービス固有例外へのマッピング マッピングについては,「15.1.7 フォルトから例外クラスへのマッピング」を参照してください。
2.6 SOAPバインディング SOAP 1.1/HTTP  
SOAP 1.2/HTTP
2.6 MIMEバインディング ×  
2.6.2.1 soap:header要素 soap:header要素のサポート範囲(記述できる構文)については,「20.1.22 soap:header要素」を参照してください。
2.7 サービスとポートからサービスクラスへのマッピング マッピングについては,「15.1.9 サービスおよびポートからサービスクラスへのマッピング」を参照してください。
2.8 XMLの名前からJavaの識別子へのマッピング  
2.8.1 名前が衝突した場合の処理 名前衝突時の処理については,「15.1.11(2) 名前衝突時のマッピング」を参照してください。
3 JavaからWSDL 1.1へのマッピング  
3 アノテーションによるマッピングのカスタマイズ アノテーションのサポート範囲については,「16.2.1 アノテーション一覧」を参照してください。
3.1 Javaの識別子からXMLの名前へのマッピング  
3.2 パッケージから名前空間へのマッピング  
3.3 暗黙のSEIからポートタイプへのマッピング  
3.4 SEIからポートタイプへのマッピング マッピングについては,「16.1.3 SEI名からポートタイプへのマッピング」を参照してください。
3.5 SEIのメソッドからオペレーションへのマッピング マッピングについては,「16.1.4 SEIのメソッド名からオペレーションへのマッピング」を参照してください。
3.5.1 one-wayのオペレーション  
3.6 パラメタと戻り値のマッピング マッピングについては,「16.1.5 パラメタおよび戻り値からメッセージのパートへのマッピング(wrapperスタイルの場合)」および「16.1.6 パラメタおよび戻り値からメッセージのパートへのマッピング(non-wrapperスタイルの場合)」を参照してください。
3.6 soap:header要素  
3.6.2.1 Document Wrappedスタイルのマッピング  
3.6.2.2 Document Bareスタイルのマッピング  
3.6.2.3 RPCスタイルのマッピング ×  
3.7 サービス固有例外からフォルトへのマッピング マッピングについては,「16.1.7 Javaのラッパ例外クラスからフォルトへのマッピング」を参照してください。
3.8 サービスクラスからバインディングへのマッピング マッピングについては,「16.1.8 SEIからバインディングへのマッピング」を参照してください。
3.9 ジェネリクスの処理 ジェネリクスの処理については,「16.1.10(1) ジェネリクスの型削除」および「16.1.10(3) ジェネリクス型の制限」を参照してください。
3.10 SOAP/HTTPバインディング SOAP 1.1/HTTP  
SOAP 1.2/HTTP
3.11 サービスクラスからサービスとポートへのマッピング マッピングについては,「16.1.9 Webサービス実装クラスからサービスおよびポートへのマッピング」を参照してください。
4 クライアントAPI APIのサポート範囲については,「19.2 APIのサポート範囲」を参照してください。
5 サービスAPI APIのサポート範囲については,「19.2 APIのサポート範囲」を参照してください。
6 コアAPI APIのサポート範囲については,「19.2 APIのサポート範囲」を参照してください。
7 アノテーション アノテーションのサポート範囲については,「16.2.1 アノテーション一覧」を参照してください。
8 バインディング宣言 バンディング宣言のサポート範囲については,「15.2 WSDLからJavaへのマッピングのカスタマイズ」を参照してください。
9.1.1 論理ハンドラ 論理ハンドラについては,「36.4 ハンドラの型」を参照してください。
9.1.1 プロトコルハンドラ プロトコルハンドラについては,「36.4 ハンドラの型」を参照してください。
9.2.1.1 Webサービスクライアント側でのハンドラの設定 APIによる動的な設定 ハンドラの設定については,「36.9 ハンドラチェインの設定」を参照してください。
上記以外 ×
9.2.1.2 ハンドラの順番づけ ハンドラの実行順序については,「36.5 ハンドラチェインの編成と実行順序」を参照してください。
9.2.1.3 Webサービス側でのハンドラの設定 javax.jws.HandlerChainアノテーションによる設定 ハンドラの設定については,「36.9 ハンドラチェインの設定」を参照してください。
上記以外 ×
9.2.2 WSEE仕様(JSR-109)に基づくハンドラのデプロイ ×  
9.3 ハンドラの処理モデル ハンドラの処理については,「36.5 ハンドラチェインの編成と実行順序」を参照してください。
9.4 メッセージコンテキスト メッセージコンテキストのプロパティのサポート範囲については,「19.2.5(1) メッセージコンテキストのプロパティのサポート範囲」を参照してください。
10.1.1 SOAPバインディングの動的な(プログラム的な)設定  
10.1.2 SOAPバインディングの静的な(デプロイメントによる)設定 ×  
10.2 SOAPバインディングの処理モデル  
10.3 SOAPメッセージコンテキスト メッセージコンテキストのサポート範囲については,「19.2.5 メッセージコンテキストの使用」を参照してください。
10.4.1 SOAP 1.1/HTTPバインディング  
10.4.1 SOAP 1.2/HTTPバインディング  
10.4.1.1 MTOM仕様  
10.4.1.2 one-wayのオペレーション  
10.4.1.3 HTTPベーシック認証  
10.4.1.4 セッション管理  
10.4.1.5 WS-Addressing仕様  
11 XML/HTTPバインディング ×  

(凡例)
○:Application ServerのJAX-WS機能でサポートしています。
×:Application ServerのJAX-WS機能でサポートしていません。
空欄:特に補足する内容がないことを示します。

注※1
JAX-WS 2.2仕様の該当個所(章節項)を示します。

注※2
JAX-WS 2.2仕様の該当個所に記載されている内容を示します。