Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) プログラマーズリファレンス
- void change_implementation(
CORBA::CreationImplDef old_info,
CORBA::CreationImplDef new_info);
このメソッドは,オブジェクトのインプリメンテーションを動的に変更します。このメソッドを使って,登録の活性化ポリシー,パス名,引数設定,環境設定を変更できます。
- old_info
変更したい情報
- new_info
old_infoと差し替えたい情報
このメソッドでは次の例外が発生します。
- NotRegistered
- 指定したオブジェクトは未登録です。登録済みオブジェクトを指定してください。
- IsActive
- オブジェクトインプリメンテーションは現在実行中です。オブジェクトを非活性化してから,その情報を変更してください。
- 注
- 現在活性状態のインプリメンテーションの情報は変更できません。このメソッドでオブジェクトのインプリメンテーション名やオブジェクト名を変更するときは,必ずこの注意を守ってください。そうすることで,クライアントアプリケーションがオブジェクトを古い名前で検索することを防げます。
- CreationImplDef_ptr create_CreationImplDef();
このメソッドは,CreationImplDefオブジェクトのインスタンスを返し,その後,属性を設定できます。詳細については,「25.1 CreationImplDef」を参照してください。
- void destroy_on_unregister(
CORBA::Boolean val);
このメソッドは,OADのdestroy_on_unregister属性を設定します。
- val
TRUEを設定すると,活性状態のインプリメンテーションが登録解除時にすべてシャットダウンされます。TRUEを設定しない場合は,登録解除時にシャットダウンされません。
- CORBA::Boolean destroy_on_unregister();
このメソッドは,インプリメンテーションのdestroy_on_unregister属性の設定を返します。この属性にTRUEが設定されていると,活性状態のインプリメンテーションが,登録解除時にすべてシャットダウンされます。
- CORBA::CreationImplDef_ptr get_implementation(
const char *repId,
const char *object_name);
このメソッドは,指定されたリポジトリIDとオブジェクト名に対して登録されたインプリメンテーションに関する情報を検索します。
- repId
リポジトリID
- object_name
オブジェクト名
このメソッドでは次の例外が発生します。
- NotRegistered
- 指定したオブジェクトは未登録です。登録済みオブジェクトを指定してください。
- ImplementationStatus *get_status(
const char *repId,
const char *object_name);
このメソッドは,指定されたリポジトリIDとオブジェクト名に対して登録されたインプリメンテーションに関するステータス情報を検索します。
- repId
リポジトリID
- object_name
オブジェクト名
- ImplStatusList *get_status_all();
このメソッドは,すべてのインプリメンテーションに関するステータス情報を含むImplStatusListを返します。
- ImplStatusList *get_status_interface(
const char *repId);
このメソッドは,指定されたリポジトリIDに対して登録されたインプリメンテーションに関するステータス情報を取得します。
このメソッドでは次の例外が発生します。
- NotRegistered
- 指定したオブジェクトは未登録です。登録済みオブジェクトを指定してください。
- CORBA::Object reg_implementation(
CORBA::CreationImplDef_ptr impl);
このメソッドは,インプリメンテーションをOADとBorland Enterprise Server VisiBrokerディレクトリサービスに登録します。
- impl
CreationImplDefのインスタンス
このメソッドでは次の例外が発生します。
- DuplicateEntry
- 指定したオブジェクトは重複エントリです。未登録オブジェクトを指定してください。
- void unreg_implementation(
const char *repId,const char *object_name);
このメソッドは,リポジトリIDとオブジェクト名でインプリメンテーションを登録解除します。destroy_on_unregister属性にtrueが設定してあると,このメソッドは,指定されたリポジトリIDとオブジェクト名を現在実装しているプロセスをすべて終了させます。
- repId
リポジトリID
- object_name
オブジェクト名
このメソッドでは次の例外が発生します。
- NotRegistered
- 指定したオブジェクトは未登録です。登録済みオブジェクトを指定してください。
- void unreg_interface(
const char *repId);
このメソッドは,リポジトリIDに対応するすべてのインプリメンテーションを登録解除します。destroy_on_unregister属性がtrueに設定してあると,このメソッドは,指定されたリポジトリIDが現在実装されているプロセスを,すべて終了させます。
このメソッドでは次の例外が発生します。
- NotRegistered
- 指定したオブジェクトは未登録です。登録済みオブジェクトを指定してください。
- void unregister_all();
このメソッドは,すべてのインプリメンテーションを登録解除します。destroy_on_unregister属性にtrueを設定していないかぎり,活性状態のすべてのインプリメンテーションが実行を続けます。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, 2015, Hitachi, Ltd.
COPYRIGHT (C) 1992-2004 Borland Software Corporation. All rights reserved.