Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) プログラマーズリファレンス

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18.3 osagent(スマートエージェント)プロパティ

osagent(スマートエージェント)のプロパティを次の表に示します。

表18-2 osagent(スマートエージェント)プロパティ(Java)

プロパティ デフォルト 旧プロパティ 説明
vbroker.agent.addr null ORBagentAddr osagentが動作しているホストのIPアドレスまたはホスト名を,VisiBrokerアプリケーションに指定します。デフォルトのnullに設定すると,VisiBrokerアプリケーションはOSAGENT_ADDR環境変数の値を使用します。
OSAGENT_ADDR環境変数が未設定のときは,osagentがローカルホストで動作していると仮定します。
vbroker.agent.addrFile null ORBagentAddrFile osagentがIPアドレスまたはホスト名をどこで見つけられるかどうかを記述したファイルを指定します。
vbroker.agent.debug false ORBdebug trueを設定すると,システムはVisiBrokerアプリケーションとosagentとの間での通信のデバッグ情報を表示します。
vbroker.agent.enableCache true ORBagentCache trueを設定すると,VisiBrokerアプリケーションはIORをキャッシュできます。
不正な値を指定した場合,falseを設定したときと同じ動作をします。
vbroker.agent.enableLocator true ORBdisableLocator falseを設定すると,VisiBrokerアプリケーションはosagentと通信できません。
不正な値を指定した場合,falseを設定したときと同じ動作をします。
vbroker.agent.failOver true ORBagentNoFailOver VisiBrokerアプリケーションが通信しているosagentが終了した場合,ほかのosagentとの通信を行うかどうかを指定します。
trueを指定した場合,VisiBrokerアプリケーションは先に通信を行っていたosagentだけでなくほかのosagentにも再度通信を試みます。
falseを指定した場合,VisiBrokerアプリケーションは先に通信を行っていたosagentにだけ,再度通信を試みます。
不正な値を指定した場合,falseを設定したときと同じ動作をします。
vbroker.agent.port 14000 ORBagentPort ネットワーク上のドメインを定義するポート番号を指定します。VisiBrokerアプリケーションとosagentに同一のポート番号を設定すると,それらを連携させることができます。このプロパティはOSAGENT_PORT環境変数と同じ働きをします。

0以外を指定する場合,有効範囲は5001〜65535の範囲の整数値です。それ以外の値を指定した場合,動作の保証はできません。