Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) プログラマーズリファレンス
- public java.lang.String name();
このメソッドは,インタセプタの名前を返します。個々のインタセプタには,インタセプタを並べ替えるための名前を付けられます。インタセプタ型ごとに,指定した名前を持つ唯一のインタセプタをVisiBroker ORBに登録できます。空文字列を名前に設定することで,インタセプタを匿名にすることもできます。
VisiBroker ORBには,幾つでも匿名のインタセプタを登録できます。
- public void destroy();
このメソッドは,ORB.destroy()の実行中に呼び出されます。アプリケーションによってORB.destroy()が呼び出されると,VisiBroker ORBは次のように処理します。
- 処理中のリクエストがすべて完了するまで待ちます。
- Interceptor.destroy()メソッドをインタセプタごとに呼び出します。
- VisiBroker ORBのデストラクトを完了します。
デストラクト中のVisiBroker ORBに実装されているオブジェクトのオブジェクトリファレンスに,Interceptor.destroy()の中からメソッド呼び出しをした場合の動作は保証できません。ただし,デストラクト中ではないVisiBroker ORBに,実装されているオブジェクトのメソッド呼び出しはできます。つまり,デストラクト中のVisiBroker ORBは,クライアントとしては使用できますが,サーバとしては使用できません。
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