Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) プログラマーズリファレンス

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5.12 DynUnion

 
public interface DynUnion extends org.omg.DynamicAny.DynAny
 

コンパイル時にunionが定義されなかった場合,実行時にクライアントアプリケーションまたはサーバがこのインタフェースを使用して,unionの生成と解釈をします。DynUnionには,unionの識別子と実メンバの二つの要素の列があります。

DynAnyから継承したnext,rewind,seek,およびcurrent_componentメソッドを使用して,各コンポーネント間を自由に行き来できます。

DynUnionオブジェクトは,ORB.create_dyn_unionメソッドを起動して生成します。

このインタフェースのHelperクラスとHolderクラス,およびこれらのクラスのメソッドの詳細については,「3. 生成されるインタフェースとクラス(Java)」を参照してください。

<この節の構成>
5.12.1 注意事項
5.12.2 DynUnionのメソッド