Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) プログラマーズリファレンス

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5.1 Any

 
public interface Any extends org.omg.CORBA.Any
 

このインタフェースはタイプ・セーフにAny型の値を格納するために使用され,動的起動インタフェースで使用されます。Anyに格納された型は,TypeCodeで定義されます。AnyはString,インタフェースオブジェクト,またはほかのAnyも格納できます。含まれている値を設定,検索するためのメソッドが提供されます。VisiBroker 4.xはFixed型とValue型をサポートしていませんので,これらの型を使用するとNO_IMPLEMENT例外が発生します。

Anyの生成には,org.omg.CORBA.ORB.create_any( )を使用します。詳細については,「4.5 ORB」を参照してください。

このインタフェースのHolderクラスについては,「3. 生成されるインタフェースとクラス(Java)」を参照してください。

<この節の構成>
5.1.1 Anyのメソッド
5.1.2 Anyの抽出メソッド
5.1.3 Anyの挿入メソッド