Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド

[目次][索引][前へ][次へ]

12.1 スマートエージェントとは

Borland Enterprise Server VisiBrokerのスマートエージェント(osagent)は,クライアントプログラムとオブジェクトインプリメンテーションの両方が使用する機能を提供する,動的な分散ディレクトリサービスです。スマートエージェントは,ご使用のローカルネットワークの少なくとも一つのホストで起動する必要があります。クライアントプログラムが,あるオブジェクトのbind()メソッドを呼び出すと,自動的にスマートエージェントに問い合わせが行われます。スマートエージェントは,クライアントとインプリメンテーションの間にコネクションを確立できるように,指定されたインプリメンテーションを探します。スマートエージェントを使用した通信は,クライアントプログラムから見て透過的です。

POAにPERSISTENTポリシーを設定し,activate_object_with_idを使用すると,スマートエージェントはオブジェクトまたはインプリメンテーションを登録して,クライアントプログラムから使用できるようにします。オブジェクトまたはインプリメンテーションが非活性化されると,スマートエージェントはそれを使用可能オブジェクトのリストから削除します。クライアントプログラムの場合と同様に,スマートエージェントを使用した通信は,オブジェクトインプリメンテーションから見て透過的です。

<この節の構成>
12.1.1 スマートエージェントの探索
12.1.2 エージェント間の協力によるオブジェクトの探索
12.1.3 OADとの協力によるオブジェクトへの接続
12.1.4 スマートエージェント(osagent)の起動
12.1.5 エージェントの可用性の確保