他システムとReliable Messagingとでメッセージを送受信する場合，メッセージ本体（ペイロード）をプリミティブなバイト配列でSOAPアタッチメントに設定します。MIMEパートを含むSOAPメッセージの構成を次の図に示します。

図B-1　MIMEパートを含むSOAPメッセージの構成

メッセージを送信する場合

Reliable Messagingから他システムへメッセージを送信する場合，メッセージ本体の情報をSOAPアタッチメントにプリミティブなバイト配列で設定します。

メッセージを受信する場合

他システムからReliable Messagingへメッセージを送信する場合，メッセージ本体の情報をSOAPアタッチメントにプリミティブなバイト配列で設定してください。なお，Content-Typeがtext/plainの場合，Content-TypeのcharsetをUTF-8に指定してください。SOAPボディにメッセージ本体の情報を設定すると，Reliable Messagingはメッセージ本体の情報を取得できません。

Reliable Messagingがメッセージを送信するときに，SOAPアタッチメントを設定するMIMEパートのMIMEヘッダに設定する内容を次の表に示します。

表B-6　メッセージ送信時のMIMEヘッダ要素一覧

項番	MIMEヘッダ要素	説明
1	Content-Type	SOAPアタッチメントに設定したメッセージ本体のデータ型を設定します。Content-Typeがtext/plainの場合，バイト配列を文字コードがUTF-8のデータとして扱います。文字コードがUTF-8以外の値を指定してキュー間転送した場合，受信側で同じ値を取得できません。
2	Content-Transfer-Encoding	メッセージ本体を送信するときのエンコーディング方式を設定します。binaryを設定します。