Cosminexus V9 アプリケーションサーバ Cosminexus Reliable Messaging
- 永続版リソースアダプタの場合
hrmstopque -y {ap_send|ap_receive|trs_send|trs_receive|ap_all|all}
〔-S システム名〕 キュー名
- 非永続版リソースアダプタの場合
hrmstopque -y {ap_send|ap_receive|ap_all|all}
〔-S システム名〕 キュー名
キューのメッセージの送受信を抑止します。
非永続版リソースアダプタの場合,ローカルキューの抑止だけができます。
- -y {ap_send|ap_receive|trs_send|trs_receive|ap_all|all}
- 抑止形態を指定します。
- ap_send:メッセージの送信抑止
- ap_receive:メッセージの受信抑止
- trs_send:キュー間転送メッセージの送信抑止
- trs_receive:キュー間転送メッセージの受信抑止
- ap_all:メッセージの送受信抑止
- all:指定するキューの種類に応じて,抑止できる形態をすべて抑止
- -y {ap_send|ap_receive|ap_all|all}
- 抑止形態を指定します。
- ap_send:メッセージの送信抑止
- ap_receive:メッセージの受信抑止
- ap_all:メッセージの送受信抑止
- all:ap_allと同じ意味になります
キューの種類によって,指定できる抑止形態が異なります。キューと抑止形態との対応を次の表に示します。
表8-4 キューと抑止できる形態
抑止形態 |
ローカルキュー |
転送キュー |
送信用共用キュー |
受信用共用キュー※1 |
デッドメッセージキュー |
永続版 |
非永続版 |
ap_send |
○ |
○ |
○ |
× |
○ |
× |
ap_receive |
○ |
○ |
× |
× |
○ |
○ |
trs_send |
× |
× |
○ |
× |
× |
× |
trs_receive |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
ap_all |
○ |
○ |
× |
× |
○ |
× |
all |
○ |
○※2 |
○ |
× |
○ |
○ |
- (凡例)
- ○:指定できます。
- ×:指定できません。指定した場合,エラーが発生します。
- 注※1
- 受信用共用キューへの送信抑止は,すべてのシステムからのメッセージの送信を抑止します。
- 注※2
- 非永続版リソースアダプタでall指定すると,ap_allを指定したときと同じになります。
- -S システム名
- 〜<先頭が英字の1〜3文字の大文字英字または数字>
- コマンドの操作対象となるシステム名(RMSystemNameプロパティ指定値)を指定します。
- 指定を省略した場合は,HRM_SYSTEM_NAME環境変数に指定したシステム名が設定されます。HRM_SYSTEM_NAME環境変数にもシステム名が指定されていないときはエラーが発生します。
(4) コマンド引数
- キュー名
- 〜<1〜20文字の識別子>
- メッセージを抑止するキューの名前を指定します。
- 永続版リソースアダプタの場合
指定したキューが存在しない,または送信用共用キューを指定した場合はエラーが発生します。
- 非永続版リソースアダプタの場合
指定したキューが存在しない場合はエラーが発生します。
- Reliable Messagingの実行状態でこのコマンドを実行した場合,該当のキューに対してのメッセージ送信または受信のトランザクションがすでに存在していたとき,そのトランザクションは有効となります。
- 永続版リソースアダプタの場合
デッドメッセージキューへのメッセージの移動は抑止されません。
- 非永続版リソースアダプタの場合
Reliable Messagingを再起動したときは,抑止状態は引き継がれません。再起動後は抑止が解除されます。
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