Cosminexus V9 アプリケーションサーバ Cosminexus Reliable Messaging
hrmlsdmsg {-i デッドメッセージID|-n メッセージ通番 〔-e 出力メッセージ数〕}
〔-o 出力メッセージバイト数〕 〔-p〕 〔-S システム名〕
デッドメッセージキュー内のデッドメッセージの情報を表示します。デッドメッセージ情報やメッセージ内容が表示できます。
- -i デッドメッセージID
- 〜<1〜39文字の識別子>
- 表示するデッドメッセージのデッドメッセージID(DMID)を指定します。
- 指定したDMIDのメッセージがデッドメッセージキュー内にない場合はエラーが発生します。
- -n メッセージ通番
- 〜<数字>((1〜65535))
- 表示するデッドメッセージのメッセージ通番を指定します。
- 指定できるメッセージ通番の上限値は,デッドメッセージキューに定義された最大メッセージ数です。指定したメッセージ通番以降にデッドメッセージがない場合は,エラーが発生します。
- -e 出力メッセージ数
- 〜<数字>((1〜100))《1》
- 表示するメッセージ数を指定します。-nオプションで指定したメッセージ通番から,このオプションに指定した数のデッドメッセージ情報が表示されます。
- 指定を省略した場合,一つのデッドメッセージ情報が表示されます。キュー内のメッセージ数よりも大きい値を指定した場合は,キュー内のメッセージの範囲で表示されます。
- -o 出力メッセージバイト数
- 〜<数字>((0〜1024))《0》(単位:バイト)
- メッセージの内容を表示する場合に,表示するバイト数を指定します。
- 指定を省略した場合,または0を指定した場合は,メッセージの内容は表示されません。
- -p
- アプリケーション指定のプロパティを表示する場合に指定します。
- JMS定義のプロパティ,およびReliable Messaging固有のプロパティは表示されません。
- -S システム名
- 〜<先頭が英字の1〜3文字の大文字英字または数字>
- コマンドの操作対象となるシステム名(RMSystemNameプロパティ指定値)を指定します。
- 指定を省略した場合は,HRM_SYSTEM_NAME環境変数に指定したシステム名が設定されます。HRM_SYSTEM_NAME環境変数にもシステム名が指定されていないときはエラーが発生します。
message number = aa....aa
dead message id = bb....bb
original queue name = cc....cc
original queue type = dd....dd
cause = ee....ee
dead message timestamp = ff....ff
create time = gg....gg
correlation id = hh....hh※1
group id = ii....ii※1
group seq = jj....jj※1
message id = kk....kk※1
property※2
ll....ll = mm....mm※2※3
:
ll....ll = mm....mm※2※3
message type = nn....nn
message length = oo....oo
message
00000000[0x pp....pp pp....pp pp....pp pp....pp] qq....qq
:
00000000[0x pp....pp pp....pp pp....pp pp....pp] qq....qq
- 注※1
- 次の場合は表示されません。
- デッドメッセージ移動元が受信用共用キューの場合
- 転送されたBytesContainerメッセージの場合
- メッセージ登録時に設定していない場合
- 注※2
- -pオプションで,プロパティ表示を指定した場合に表示されます。
- 注※3
- 次の場合は表示されません。
- デッドメッセージ移動元が受信用共用キューの場合
- BytesContainerメッセージの場合
- アプリケーション指定のプロパティが未設定の場合
- メッセージのユニット識別子のプロパティ(JMS_HITACHI_UnitID)は表示されません。
- aa....aa
- メッセージ通番(10進数)
- bb....bb
- デッドメッセージID(文字列)
- cc....cc
- デッドメッセージキュー移動前のキュー名(文字列)
- dd....dd
- デッドメッセージキュー移動前のキューの種類
- LOCAL:ローカルキュー
- SHARE_RECEIVE:受信用共用キュー
- TRANSMIT:転送キュー
- ee....ee
- デッドメッセージキュー移動原因(文字列)
- 表示文字列は,API仕様のReliable Messaging固有のプロパティでの「JMS_HITACHI_DeadMessageCause」に設定される文字列と同じです。
- ff....ff
- デッドメッセージキュー移動時間(文字列)
- gg....gg
- メッセージ生成時刻(文字列)
- デッドメッセージキュー移動元が受信用共用キューの場合,または転送されたBytesContainerメッセージの場合,****/**/** **:**:**.*** (*************)が表示されます。
- hh....hh
- JMSCorrelationID(文字列)
- ii....ii
- JMSXGroupID(文字列)
- jj....jj
- JMSXGroupSeq(10進数)
- kk....kk
- JMSMessageID(文字列)
- ll....ll
- プロパティ名(文字列)
- mm....mm
- プロパティ値(文字列)
- プロパティの型の文字列表現で表示されます。プロパティ値にnullを設定した場合は表示されません。
- nn....nn
- メッセージ種別
- TEXT_MESSAGE:テキストメッセージ
- BYTE_MESSAGE:バイトメッセージ
- OBJECT_MESSAGE:オブジェクトメッセージ
- OBJECT_MESSAGE(BYTES_CONTAINER):BytesContainerメッセージ
- MESSAGE:メッセージ
- BytesContainerについては,「7.8.2 BytesContainerインタフェース」を参照してください。
- oo....oo
- メッセージ長(10進数)
- メッセージ種別がTEXT_MESSAGE,またはBYTE_MESSAGEの場合だけ表示されます。
- pp....pp
- メッセージ内容(16進数)
- qq....qq
- メッセージ内容(文字列)
- 次に示す文字以外の文字データがメッセージ中にある場合,その文字データはピリオド(.)に変換して出力されます。
- 半角文字の英数字
- 半角文字のパーセント(%),スラント(/),ピリオド(.),アンダースコア(_)および空白( )
- 対象のデッドメッセージキューは,RMDeadMessageQueueNameプロパティで指定したキューです。
- 次のメッセージは表示されません。
- アプリケーションで登録したメッセージ
- Reliable Messaging 01-01以前にデッドメッセージキューに移動したメッセージ
- 表示されるメッセージ通番は,デッドメッセージキュー内で先頭メッセージから順番に通し番号を振られています。表示されないメッセージ(アプリケーションで登録したメッセージ,Reliable Messaging 01-01以前にデッドメッセージキューに移動したメッセージ)が混在している場合,表示されるメッセージ通番は連続しないことがあります。
- 表示できるメッセージの内容は,バイトおよびテキスト型のメッセージだけです。
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