Cosminexus V9 アプリケーションサーバ Cosminexus Reliable Messaging
Reliable Messagingが提供するコマンドの記述形式について,次に示します。
コマンド名 オプション コマンド引数
- コマンド名
コマンド名は,実行するコマンドのファイル名称です。
Reliable Messagingが提供するコマンドは%HRMDIR%\binにありますので,PATH環境変数に%HRMDIR%\binを追加してください。
- オプション
次の説明中に使用する「>」はコマンドプロンプト,「cmd」はコマンド名称です。
- オプションはマイナス記号(-)で始まる文字列で,フラグ引数を取らないか,または1個のフラグ引数を取ります。
オプションの記述形式を次に示します。
-オプションフラグ
または
-オプションフラグ フラグ引数
オプションフラグは,1文字の英数字(英大文字と英小文字は区別されます)です。
フラグ引数はオプションフラグに対する引数です。
- フラグ引数を取らないオプションフラグは,一つのマイナス記号(-)の後ろにまとめて指定できます。
(例)次の二つは同じ意味です。
> cmd -a -b -c
> cmd -abc
- フラグ引数を必要とするオプションフラグのフラグ引数は,省略できません。
- オプションの指定順序はありません。
- コマンド名,オプション,コマンド引数の間には一つ以上のスペースを挿入してください。
- 同じオプションフラグを2回以上指定すると,最後に指定したものが有効になります。
(例)
次に示すとおり入力すると,フラグ引数として2が有効になります。
> cmd -a 1 -a 2
無効 有効
- オプションは,コマンド引数より前に指定しなければなりません。
(例)
オプションフラグaがフラグ引数を取らない場合,次に示すとおり入力すると,fileと-bは,コマンド引数とみなされます。
> cmd -a file -b
- 二つのマイナス記号(-)は,オプションの終わりを示します。
(例)
次に示すとおり入力すると,-bはコマンド引数とみなされます。
> cmd -a -- -b
- マイナス記号(-)だけのオプションは入力できません。
(例)
次に示すとおり入力すると,-はコマンド引数とみなされます。
> cmd -
- コマンド引数
コマンド引数は,コマンド操作の対象になるものを指定します。複数のコマンド引数がある場合は,各コマンドの指定形式に示される順序に従ってください。
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