Cosminexus V9 アプリケーションサーバ Cosminexus Reliable Messaging

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2.2.5 デッドメッセージキュー

デッドメッセージキューは,有効期限に達したメッセージなどが移動される特別なローカルキューです。システム内に一つだけ指定できます。自システムのアプリケーションは,ローカルキューと同様にデッドメッセージキューから該当するメッセージを受信できますが,デッドメッセージキューにメッセージを送信することはできません。また,デッドメッセージキューに移動したメッセージは,移動前のキューに新しいメッセージとして再登録できます。さらに,hrmstopqueを使用して,アプリケーションのメッセージの受信を抑止することもできます。

デッドメッセージキューは,永続版リソースアダプタの場合だけ利用できます。永続版リソースアダプタでデッドメッセージキューに移動されるメッセージは,非永続版リソースアダプタでは,即削除されます。

デッドメッセージキューの概要を次の図に示します。

図2-7 デッドメッセージキューの概要

[図データ]

<この項の構成>
(1) デッドメッセージキューへの登録
(2) サーバ間転送でのデッドメッセージキューへの登録

(1) デッドメッセージキューへの登録

サーバ間転送以外の通信では,次に示す場合に,メッセージはデッドメッセージキューに登録されます。サーバ間転送の場合のデッドメッセージキューへの登録については,「(2) サーバ間転送でのデッドメッセージキューへの登録」を参照してください。

(2) サーバ間転送でのデッドメッセージキューへの登録

サーバ間転送では,次に示す場合に,メッセージはデッドメッセージキューに登録されます。