Cosminexus V9 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編

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付録I.1 抽象パラメタの展開

cmx_trans_paramコマンドに,簡易構築定義ファイルと抽象パラメタを入力することによって,抽象パラメタから実パラメタに展開された定義ファイル(抽象パラメタ展開済み簡易構築定義ファイル)が作成されます。抽象パラメタ展開のイメージを,次の図に示します。

図I-1 抽象パラメタ展開のイメージ

[図データ]

なお,抽象パラメタの展開には,抽象パラメタが設計されている必要があります。抽象パラメタを展開する前に,リクエスト最大同時処理数の見積もりをしてください。

次に,リクエスト最大同時処理数を20と見積もった場合の抽象パラメタの展開の実行例を示します。

Windowsの場合

 
<Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\bin\cmx_trans_param -i <任意のディレクトリ>\MyWebSystemDef.xml -p UnitMaxParallelCount=20 -o <任意のディレクトリ>\MyWebSystemDef2.xml
 

UNIXの場合

 
# /opt/Cosminexus/manager/bin/cmx_trans_param -i <任意のディレクトリ>/MyWebSystemDef.xml -p UnitMaxParallelCount=20 -o <任意のディレクトリ>/MyWebSystemDef2.xml
 

cmx_trans_paramコマンドの詳細については,「8.3 Smart Composer機能で使用するコマンドの詳細」の「cmx_trans_param」を参照してください。