Cosminexus V9 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編

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付録G.4 システムの停止方法

ここでは,バッチアプリケーションおよびバッチサーバの停止方法について説明します。

<この項の構成>
(1) バッチアプリケーションの停止
(2) バッチサーバの停止

(1) バッチアプリケーションの停止

バッチアプリケーションの停止方法について説明します。

バッチアプリケーションが停止していない場合に,cjkilljobコマンドを使用してバッチアプリケーションを停止します。なお,cjkilljobコマンドの実行には,root権限またはComponent Container管理者の権限が必要です。

cjkilljobコマンドは,メソッドキャンセルまたはCTMによりバッチアプリケーションを停止します。停止に失敗した場合は,バッチサーバを強制停止します。

バッチアプリケーションの停止手順を次に示します。

  1. cdコマンドでカレントディレクトリを移動します。
     
    # cd /opt/Cosminexus/CC/batch/bin
  2. cjkilljobコマンドでバッチアプリケーションを停止します。
    コマンドの実行には,root権限またはComponent Container管理者の権限が必要です。
    バッチアプリケーションの停止には,サーバ名称を指定する場合とジョブIDを指定する場合があります。
    サーバ名称を指定する場合
    メソッドキャンセルによってバッチアプリケーションを停止します。
     
    cjkilljob <サーバ名称>
     
    ジョブIDを指定する場合
    CTMによってバッチアプリケーションを停止します。
    ジョブスケジューリング機能を使用している場合にだけ使用できます。
     
    cjkilljob -jobID <ジョブID>
     

(2) バッチサーバの停止

バッチサーバの停止手順を次に示します。

  1. cdコマンドでカレントディレクトリを移動します。
     
    # cd /opt/Cosminexus/CC/server/bin
  2. cjstopsvコマンドでバッチサーバを停止します。
    コマンドの実行には,root権限またはComponent Container管理者の権限が必要です。
     
    # cjstopsv <サーバ名称>

cjstopsvコマンドの実行例を次に示します。この例では,サーバ名は「MyServer」です。

 
# cd /opt/Cosminexus/CC/server/bin
# cjstopsv MyServer
#

なお,バッチサーバでの処理が終了しないなどの原因で,バッチサーバの停止処理が完了しない場合があります。この場合,バッチサーバを強制的に停止する必要があります。バッチサーバを強制停止する場合,cjstopsvコマンドに-fオプションまたは-fdオプションを指定して実行します。-fdオプションを指定すると,バッチサーバの障害情報を取得したあと,バッチサーバを強制停止します。