Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド
該当論理J2EEサーバにリソースアダプタをインポートします。
インポートするリソースアダプタがすでにある場合,インポート操作の実行結果は「失敗」と表示され,上書きはされません。リソース名(リソースアダプタの表示名)に使用できる文字は,半角英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),アンダースコア(_),プラス(+),ハイフン(-),およびピリオド(.)です。
画面の表示手順を次に示します。
- 運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックします。
- ツリーペインで次のどちらかの操作をします。
- J2EEサーバの場合
- [論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[<J2EEサーバ名>]−[リソース]−[リソースアダプタ]をクリックします。
- J2EEサーバクラスタの場合
- [論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバクラスタ]−[<J2EEサーバクラスタ名>]−[リソース]−[リソースアダプタ]をクリックします。または,[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバクラスタ]−[<J2EEサーバクラスタ名>]−[メンバ]−[<J2EEサーバ名>]−[リソース]−[リソースアダプタ]をクリックします。
- [インポート]タブをクリックします。
画面での操作手順を次に示します。
- インポートするリソースアダプタの指定方法として,[DB Connector]または[RARファイル]を選択します。
- [DB Connector]を選択した場合は,メニューに表示されるDB Connector(RARファイル)から指定します。[RARファイル]を選択した場合は,インポートするRARファイルのパスを指定します。
- インポートするリソースアダプタの名称を変更する場合は[リソースアダプタ名称]を,インポート時にConnector属性ファイルを設定したい場合は[Connector属性ファイル名]を選択して指定します。
- [実行]ボタンをクリックします。
結果確認画面が表示されます。結果確認画面の[実行結果]に「実行中」または「実行待ち」と表示されます。処理が終了すると,[実行結果]が「成功」または「失敗」に更新されます。
なお,エラーが表示された場合は,[戻る]アンカーをクリックして原因を取り除き,再度実行します。
画面に表示される項目およびボタンについて説明します。
(a) [リソースアダプタのインポート]画面
- DB Connector
- DB Connectorの一覧からリソースアダプタを指定する場合に選択します。[DB Connector]を選択すると,
- <Application Serverのインストールディレクトリ>/CC/DBConnectorディレクトリに配置されているRARファイルがメニューに表示されます。なお,DBConnector以下のディレクトリにあるRARファイルは,DBConnectorディレクトリからの相対パスで表示されます。デフォルトでは,「DB Connector」で,「選択して下さい」が表示されます。
- RARファイル名
- DB Connector以外のリソースアダプタをインポートする場合や,RARファイルを直接指定してインポートしたい場合に選択します。
- Management Server稼働ホストに配置したRARファイルを絶対パスで指定します。デフォルトでは,何も表示されません。
- リソースアダプタ名称
- インポートするリソースアダプタの表示名を変更したい場合に選択して,リソース名を指定します。デフォルトでは,「リソースアダプタ名称」で,何も表示されません。リソース名(リソースアダプタの表示名)に使用できる文字は,半角英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),アンダースコア(_),プラス(+),ハイフン(-),およびピリオド(.)です。なお,次の場合,指定したリソースアダプタ名称は無視され,DB ConnectorまたはRARファイルのリソース名が有効になります。
- リソースアダプタ名称に空文字を指定した場合
- 運用管理エージェントのバージョンが08-70より前の場合
- Connector属性ファイル名
- インポート時にConnector属性ファイルを設定したい場合に選択して,Management Server稼働ホストに配置したConnector属性ファイルを絶対パスで指定します。デフォルトでは,何も表示されません。定義されたリソースアダプタ名がRARファイルのリソースアダプタ名と異なる場合は,Connector属性ファイルのリソース名が有効となります。
- [実行]ボタン
- 指定値をチェックし,リソースアダプタをインポートします。
- [リセット]ボタン
- 指定した内容をリセットします。
(b) 結果確認画面
- インポート後のリソースアダプタ名称
- リソースアダプタの表示名として次のどれかが表示されます。どの表示名が表示されるかは,[実行]ボタンのクリック時に選択されている内容によって異なります。
- [DB Connector]のメニューで選択したRARファイルのリソース名
- [RARファイル]で指定したRARファイルのリソース名
- [リソースアダプタ名称]に指定した名称
- [Connector属性ファイル名]で指定したConnector属性ファイルのリソース名
- RARファイル
- 指定されたDB ConnectorまたはRARファイルが表示されます。
- Connector属性ファイル名
- 指定されたConnector属性ファイル名が表示されます。
- J2EEサーバ名
- 論理J2EEサーバを構成するJ2EEサーバが表示されます。
- ホスト名
- J2EEサーバが定義されたホスト名が表示されます。
- 実行結果
- 操作の実行結果として,「成功」,「失敗」,「実行中」,「実行待ち」のどれかが表示されます。
- [戻る]アンカー
- [リソースアダプタのインポート]画面に戻ります。
インポートに失敗した場合,インポート中に作成したリソースが残るときがあります。そのまま再度インポートを実行すると,リソースが残っているためエラーが発生します。その場合は,サーバ管理コマンド(cjlistresコマンド)を実行して,インポート時に指定したリソース名のリソースがあるかどうかを確認してください。リソースがある場合は,サーバ管理コマンド(cjdeleteresコマンド)で削除してください。
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