Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド

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12.4.4 リソースアダプタのインポート

[リソースアダプタのインポート]画面を次の図に示します。

図12-14 [リソースアダプタのインポート]画面

[図データ]

<この項の構成>
(1) 機能概要
(2) 表示手順
(3) 操作手順
(4) 画面詳細
(5) 注意事項

(1) 機能概要

該当論理J2EEサーバにリソースアダプタをインポートします。

インポートするリソースアダプタがすでにある場合,インポート操作の実行結果は「失敗」と表示され,上書きはされません。リソース名(リソースアダプタの表示名)に使用できる文字は,半角英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),アンダースコア(_),プラス(+),ハイフン(-),およびピリオド(.)です。

(2) 表示手順

画面の表示手順を次に示します。

  1. 運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックします。
  2. ツリーペインで次のどちらかの操作をします。
    J2EEサーバの場合
    [論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[<J2EEサーバ名>]−[リソース]−[リソースアダプタ]をクリックします。
    J2EEサーバクラスタの場合
    [論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバクラスタ]−[<J2EEサーバクラスタ名>]−[リソース]−[リソースアダプタ]をクリックします。または,[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバクラスタ]−[<J2EEサーバクラスタ名>]−[メンバ]−[<J2EEサーバ名>]−[リソース]−[リソースアダプタ]をクリックします。
  3. [インポート]タブをクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作手順を次に示します。

  1. インポートするリソースアダプタの指定方法として,[DB Connector]または[RARファイル]を選択します。
  2. [DB Connector]を選択した場合は,メニューに表示されるDB Connector(RARファイル)から指定します。[RARファイル]を選択した場合は,インポートするRARファイルのパスを指定します。
  3. インポートするリソースアダプタの名称を変更する場合は[リソースアダプタ名称]を,インポート時にConnector属性ファイルを設定したい場合は[Connector属性ファイル名]を選択して指定します。
  4. [実行]ボタンをクリックします。
    結果確認画面が表示されます。結果確認画面の[実行結果]に「実行中」または「実行待ち」と表示されます。処理が終了すると,[実行結果]が「成功」または「失敗」に更新されます。
    なお,エラーが表示された場合は,[戻る]アンカーをクリックして原因を取り除き,再度実行します。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目およびボタンについて説明します。

(a) [リソースアダプタのインポート]画面

DB Connector
DB Connectorの一覧からリソースアダプタを指定する場合に選択します。[DB Connector]を選択すると,
<Application Serverのインストールディレクトリ>/CC/DBConnectorディレクトリに配置されているRARファイルがメニューに表示されます。なお,DBConnector以下のディレクトリにあるRARファイルは,DBConnectorディレクトリからの相対パスで表示されます。デフォルトでは,「DB Connector」で,「選択して下さい」が表示されます。

RARファイル名
DB Connector以外のリソースアダプタをインポートする場合や,RARファイルを直接指定してインポートしたい場合に選択します。
Management Server稼働ホストに配置したRARファイルを絶対パスで指定します。デフォルトでは,何も表示されません。

リソースアダプタ名称
インポートするリソースアダプタの表示名を変更したい場合に選択して,リソース名を指定します。デフォルトでは,「リソースアダプタ名称」で,何も表示されません。リソース名(リソースアダプタの表示名)に使用できる文字は,半角英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),アンダースコア(_),プラス(+),ハイフン(-),およびピリオド(.)です。なお,次の場合,指定したリソースアダプタ名称は無視され,DB ConnectorまたはRARファイルのリソース名が有効になります。
  • リソースアダプタ名称に空文字を指定した場合
  • 運用管理エージェントのバージョンが08-70より前の場合

Connector属性ファイル名
インポート時にConnector属性ファイルを設定したい場合に選択して,Management Server稼働ホストに配置したConnector属性ファイルを絶対パスで指定します。デフォルトでは,何も表示されません。定義されたリソースアダプタ名がRARファイルのリソースアダプタ名と異なる場合は,Connector属性ファイルのリソース名が有効となります。

[実行]ボタン
指定値をチェックし,リソースアダプタをインポートします。

[リセット]ボタン
指定した内容をリセットします。
(b) 結果確認画面

インポート後のリソースアダプタ名称
リソースアダプタの表示名として次のどれかが表示されます。どの表示名が表示されるかは,[実行]ボタンのクリック時に選択されている内容によって異なります。
  • [DB Connector]のメニューで選択したRARファイルのリソース名
  • [RARファイル]で指定したRARファイルのリソース名
  • [リソースアダプタ名称]に指定した名称
  • [Connector属性ファイル名]で指定したConnector属性ファイルのリソース名

RARファイル
指定されたDB ConnectorまたはRARファイルが表示されます。

Connector属性ファイル名
指定されたConnector属性ファイル名が表示されます。

J2EEサーバ名
論理J2EEサーバを構成するJ2EEサーバが表示されます。

ホスト名
J2EEサーバが定義されたホスト名が表示されます。

実行結果
操作の実行結果として,「成功」,「失敗」,「実行中」,「実行待ち」のどれかが表示されます。

[戻る]アンカー
[リソースアダプタのインポート]画面に戻ります。

(5) 注意事項

インポートに失敗した場合,インポート中に作成したリソースが残るときがあります。そのまま再度インポートを実行すると,リソースが残っているためエラーが発生します。その場合は,サーバ管理コマンド(cjlistresコマンド)を実行して,インポート時に指定したリソース名のリソースがあるかどうかを確認してください。リソースがある場合は,サーバ管理コマンド(cjdeleteresコマンド)で削除してください。