Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド

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10.9.12 ログの設定(インプロセスHTTPサーバ)

[ログに関する設定]画面を次の図に示します。

図10-37 [ログに関する設定]画面

[図データ]

<この項の構成>
(1) 機能概要
(2) 表示手順
(3) 操作手順
(4) 画面詳細

(1) 機能概要

Webクライアントとの通信を解析するためのログを設定します。

(2) 表示手順

  1. 運用管理ポータルで[論理サーバの環境設定]アンカーをクリックします。
  2. 次のどちらか一方の操作をします。
    J2EEサーバの場合
    [サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバ]-[<J2EEサーバ名>]をクリックします。
    J2EEサーバクラスタの場合
    [サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバクラスタ]-[<J2EEサーバクラスタ名>]-[<J2EEサーバ名>]をクリックします。
  3. [HTTPサーバ]タブをクリックします。
  4. [ログ]タブをクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作手順を次に示します。

  1. アクセスログ機能を使用するかどうかや,アクセスログのフォーマット形式などを指定します。
  2. アクセスログのフォーマットの形式を追加または削除する場合,次の操作をします。
    • 追加する場合は,アクセスログのフォーマット名およびアクセスログのフォーマット形式を入力し,[追加]ボタンをクリックします。
    • 削除する場合は,削除したいフォーマット名の[削除]ボタンをクリックします。
    表示されるメッセージを確認したあと,[戻る]アンカーをクリックして,設定画面に戻ります。
  3. [適用]ボタンをクリックします。
    指定した情報が反映されます。
    エラーが表示された場合は,エラーの内容を確認して[戻る]アンカーをクリックします。指定した内容を見直し,再度[適用]ボタンをクリックします。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目およびボタンについて説明します。

ログに関する設定
アクセスログ機能
アクセスログ機能を有効にするかどうか(usrconf.propertiesファイルのwebserver.logger.access_log.inprocess_http.enabledキー)を指定します。デフォルトは,「有効」です。
  • 有効
    アクセスログ機能を使用します。
  • 無効
    アクセスログ機能を使用しません。

フォーマットの設定
フォーマット名
アクセスログ機能で使用するフォーマット名(usrconf.propertiesファイルのwebserver.logger.access_log.format_listキー)を指定します。フォーマット名に指定できる文字は,1〜32文字(半角)の英数字およびアンダースコア(_)です。フォーマットの定義名は一意にしてください。また,「common」および「combined」はアクセスログ機能の予約フォーマットのため,指定できません。
フォーマット形式
「フォーマット名」で指定したアクセスログの形式(usrconf.propertiesファイルのwebserver.logger.access_log.<フォーマット名>キー)を指定します。デフォルトは,「%h %l %u %t "%r" %>s %b」です。「フォーマット名」で指定した,すべてのアクセスログのフォーマット形式を指定してください。
usrconf.properties(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル)のフォーマット形式の入力方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「2.4 usrconf.properties(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル)」を参照してください。
[追加]ボタン
フォーマットを追加します。
[削除]ボタン
フォーマットを削除します。

アクセスログの設定
フォーマット名
[フォーマットの設定]の[フォーマット名]で追加したフォーマット名(usrconf.propertiesファイルのwebserver.logger.access_log.inprocess_http.usage_formatキー)をプルダウンメニューから選択します。デフォルトは,「common」です。
出力ファイル名
アクセスログ機能を使用する場合に出力されるログのファイル名(usrconf.propertiesファイルのwebserver.logger.access_log.inprocess_http.filenameキー)を指定します。出力される際は,指定したファイル名の末尾に<連番>.logが追加されます。デフォルトは,「なし」です。相対パスで指定する場合は,<作業ディレクトリ>/ejb/<実サーバ名>ディレクトリからのパスを指定します。指定を省略した場合は,J2EEサーバ稼働時に「<ログ出力先ディレクトリ>/http/cjhttp_access.inprocess_http」が仮定されます。
ファイルサイズ
アクセスログファイルのサイズ(usrconf.propertiesファイルのwebserver.logger.access_log.inprocess_http.filesizeキー)をプルダウンメニューから,次に示すサイズのどれかを選択します。デフォルトは,「4メガバイト」です。
  • 4キロバイト
  • 64キロバイト
  • 256キロバイト
  • 512キロバイト
  • 1メガバイト
  • 4メガバイト
  • 16メガバイト
  • 64メガバイト
  • 256メガバイト
  • 512メガバイト
  • 1ギガバイト
  • 2ギガバイト
ファイル面数
Webコンテナのログファイルの面数(usrconf.propertiesファイルのwebserver.logger.access_log.inprocess_http.filenumキー)をプルダウンメニューから,次に示す面数のどれかを選択します。デフォルトは,「16面」です。
  • 1面
  • 2面
  • 4面
  • 8面
  • 16面
  • 32面
  • 64面
  • 128面
  • 256面

[適用]ボタン
指定した情報を反映します。

[リセット]ボタン
指定した情報をリセットします。