Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド
Webクライアントとの通信を解析するためのログを設定します。
- 運用管理ポータルで[論理サーバの環境設定]アンカーをクリックします。
- 次のどちらか一方の操作をします。
- J2EEサーバの場合
- [サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバ]-[<J2EEサーバ名>]をクリックします。
- J2EEサーバクラスタの場合
- [サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバクラスタ]-[<J2EEサーバクラスタ名>]-[<J2EEサーバ名>]をクリックします。
- [HTTPサーバ]タブをクリックします。
- [ログ]タブをクリックします。
画面での操作手順を次に示します。
- アクセスログ機能を使用するかどうかや,アクセスログのフォーマット形式などを指定します。
- アクセスログのフォーマットの形式を追加または削除する場合,次の操作をします。
- 追加する場合は,アクセスログのフォーマット名およびアクセスログのフォーマット形式を入力し,[追加]ボタンをクリックします。
- 削除する場合は,削除したいフォーマット名の[削除]ボタンをクリックします。
表示されるメッセージを確認したあと,[戻る]アンカーをクリックして,設定画面に戻ります。
- [適用]ボタンをクリックします。
指定した情報が反映されます。
エラーが表示された場合は,エラーの内容を確認して[戻る]アンカーをクリックします。指定した内容を見直し,再度[適用]ボタンをクリックします。
画面に表示される項目およびボタンについて説明します。
- ログに関する設定
- アクセスログ機能
- アクセスログ機能を有効にするかどうか(usrconf.propertiesファイルのwebserver.logger.access_log.inprocess_http.enabledキー)を指定します。デフォルトは,「有効」です。
- 有効
アクセスログ機能を使用します。
- 無効
アクセスログ機能を使用しません。
- フォーマットの設定
- フォーマット名
- アクセスログ機能で使用するフォーマット名(usrconf.propertiesファイルのwebserver.logger.access_log.format_listキー)を指定します。フォーマット名に指定できる文字は,1〜32文字(半角)の英数字およびアンダースコア(_)です。フォーマットの定義名は一意にしてください。また,「common」および「combined」はアクセスログ機能の予約フォーマットのため,指定できません。
- フォーマット形式
- 「フォーマット名」で指定したアクセスログの形式(usrconf.propertiesファイルのwebserver.logger.access_log.<フォーマット名>キー)を指定します。デフォルトは,「%h %l %u %t "%r" %>s %b」です。「フォーマット名」で指定した,すべてのアクセスログのフォーマット形式を指定してください。
- usrconf.properties(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル)のフォーマット形式の入力方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「2.4 usrconf.properties(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル)」を参照してください。
- [追加]ボタン
- フォーマットを追加します。
- [削除]ボタン
- フォーマットを削除します。
- アクセスログの設定
- フォーマット名
- [フォーマットの設定]の[フォーマット名]で追加したフォーマット名(usrconf.propertiesファイルのwebserver.logger.access_log.inprocess_http.usage_formatキー)をプルダウンメニューから選択します。デフォルトは,「common」です。
- 出力ファイル名
- アクセスログ機能を使用する場合に出力されるログのファイル名(usrconf.propertiesファイルのwebserver.logger.access_log.inprocess_http.filenameキー)を指定します。出力される際は,指定したファイル名の末尾に<連番>.logが追加されます。デフォルトは,「なし」です。相対パスで指定する場合は,<作業ディレクトリ>/ejb/<実サーバ名>ディレクトリからのパスを指定します。指定を省略した場合は,J2EEサーバ稼働時に「<ログ出力先ディレクトリ>/http/cjhttp_access.inprocess_http」が仮定されます。
- ファイルサイズ
- アクセスログファイルのサイズ(usrconf.propertiesファイルのwebserver.logger.access_log.inprocess_http.filesizeキー)をプルダウンメニューから,次に示すサイズのどれかを選択します。デフォルトは,「4メガバイト」です。
- 4キロバイト
- 64キロバイト
- 256キロバイト
- 512キロバイト
- 1メガバイト
- 4メガバイト
- 16メガバイト
- 64メガバイト
- 256メガバイト
- 512メガバイト
- 1ギガバイト
- 2ギガバイト
- ファイル面数
- Webコンテナのログファイルの面数(usrconf.propertiesファイルのwebserver.logger.access_log.inprocess_http.filenumキー)をプルダウンメニューから,次に示す面数のどれかを選択します。デフォルトは,「16面」です。
- 1面
- 2面
- 4面
- 8面
- 16面
- 32面
- 64面
- 128面
- 256面
- [適用]ボタン
- 指定した情報を反映します。
- [リセット]ボタン
- 指定した情報をリセットします。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, 2015, Hitachi, Ltd.