Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド
論理サーバの基本情報をサーバごとに一括して設定します。
- 運用管理ポータルで[論理サーバの環境設定]アンカーをクリックします。
- [ホストビュー]タブ−[ホスト]−[<ホスト名>]をクリックします。
画面での操作手順を次に示します。
- J2EEサーバやWebサーバなどの基本情報を指定します。
- [適用]ボタンをクリックします。
指定した情報が反映されます。
エラーが表示された場合は,エラーの内容を確認して[戻る]アンカーをクリックします。指定した内容を見直し,再度[適用]ボタンをクリックします。
画面に表示される項目およびボタンについて説明します。
- J2EEサーバの設定
- 論理サーバ名
- 選択したホストに定義されているJ2EEサーバが表示されます。
- 動作モード
- J2EEサーバの動作モード(usrconf.propertiesファイルのejbserver.server.j2ee.featureキー)を指定します。デフォルトは,「1.4」です。
- 1.3basic
1.3basicモード(ベーシックモード)です。このモードは互換用の動作モードです。
- 1.4
1.4モードです。
- http/ajp13
- httpまたはajp13のポート番号を指定します。デフォルトは,「ajp13」です。
- 選択した方のポート番号だけが,同一ホスト内での重複チェックの対象になります。
- http
httpのポート番号を指定します。デフォルトは,「80」です。
- ajp13
ajp13のポート番号を指定します。デフォルトは,「8007」です。
- 管理用サーバ
- 管理用サーバのポート番号を指定します。デフォルトは,「8080」です。
- このポート番号は,スタブなどのダウンロードに利用します。この機能は,常に利用するように設定されています。同一ホスト内で,このポート番号が重ならないように設定します。
- https
- Webサーバが使用しているHTTPSのポート番号を指定します。この指定がない場合,HTTPSポートにリダイレクトしません。
- JTAリカバリ
- JTAリカバリを実行するために使用する固定ポート番号を指定します。同一マシン内で1.4モードのJ2EEサーバを複数起動する場合,このポートが重複しないようにする必要があります。デフォルトは,「20302」です。
- RMIレジストリ
- J2EEサーバが利用するRMIレジストリのポート番号を指定します。1〜65535の整数で指定します。デフォルトは,「23152」です。
- 利用するネーミングサービス
- 利用するネーミングサービスを選択します。「インプロセス」および「運用管理ドメインの構成定義」で定義したネーミングサービスが表示されます。デフォルトは,「インプロセス」です。
- 「インプロセス」を選択した場合は,J2EEサーバ内のネーミングサービスが利用されます。
- 「インプロセス」以外のネーミングサービスを選択した場合は,選択された「運用管理ドメインの構成定義」で定義したネーミングサービスが利用されます。また,ejbserver.naming.startupModeには「manual」が,ejbserver.naming.startupWaitTimeには「0」が設定されます。
- インプロセス用のポート番号
- 「利用するネーミングサービス」で「インプロセス」を選択した場合,使用するポート番号を指定します。デフォルトは,「900」です。
- 「利用するネーミングサービス」で「インプロセス」以外を選択した場合,ここでの指定は無視されます。
- 利用するパフォーマンストレーサ(必須)
- J2EEサーバが利用するパフォーマンストレーサを選択します。
- Webサーバの設定
- 論理サーバ名
- 選択したホストに定義されているWebサーバが表示されます。
- 利用するパフォーマンストレーサ(必須)
- Webサーバが利用するパフォーマンストレーサを選択します。
- ポート番号
- HTTPのポート番号を指定します。旧バージョン互換のWebサーバの場合は入力できません。[Webサーバの設定]画面で「設定ファイルの内容を直接設定します。」を選択して,設定ファイルの内容を設定している場合は入力できません。デフォルトは,「80」です。
- ネーミングサービスの設定
- 論理サーバ名
- 選択したホストに定義されているネーミングサービスが表示されます。
- ネーミングサービスのポート番号
- ネーミングサービスを稼働するためのポート番号を指定します。デフォルトは,「900」です。
- スマートエージェントの設定
- 論理サーバ名
- 選択したホストに定義されているスマートエージェントが表示されます。
- 監視ポート番号
- スマートエージェントを稼働するためのポート番号を指定します。デフォルトは,「14000」です。
- パフォーマンストレーサの設定
- 論理サーバ名
- 選択したホストに定義されているパフォーマンストレーサが表示されます。
- PRF識別子
- PRF識別子を指定します。デフォルトは,「PRF_ID」です。
- スプールディレクトリ
- スプールディレクトリを絶対パスで指定します。ファイルセパレータには,「 / 」を使用します。デフォルトは,「<Application Serverのインストールディレクトリ>/PRF/spool」です。
- CTMドメインマネジャの設定
- 論理サーバ名
- 選択したホストに定義されているCTMドメインマネジャが表示されます。
- 利用するパフォーマンストレーサ(必須)
- 利用するパフォーマンストレーサを選択します。
- 利用するスマートエージェント(必須)
- 利用するスマートエージェントを選択します。
- スプールディレクトリ
- スプールディレクトリを絶対パスで指定します。ファイルセパレータには,「 / 」を使用します。デフォルトは,「<Application Serverのインストールディレクトリ>/CTM/spool」です。
- CTMドメイン名
- CTMドメインの識別名を指定します。デフォルトは,「CTMDOMAIN」です。
- ポート番号
- CTMドメインマネジャが使用するポート番号を指定します。デフォルトは,「20137」です。
- CTMの設定
- 論理サーバ名
- 選択したホストに定義されているCTMが表示されます。
- 利用するCTMドメインマネジャ(必須)
- 利用するCTMドメインマネジャを選択します。
- CTM識別子
- CTM識別子を指定します。
- ポート番号
- CTMが使用するポート番号を指定します。デフォルトは,「20138」です。
- ネーミングサービスのポート番号
- 論理CTMが提供するネーミングサービスのポート番号を指定します。デフォルトは,「20348」です。
- SFOサーバの設定
- 論理サーバ名
- 選択したホストに定義されているSFOサーバが表示されます。
- ajp13
- Webサーバのリダイレクタと接続するポート番号を指定します。デフォルトは,「8007」です。
- 管理用サーバ
- 管理用サーバ用のポート番号を指定します。ポート番号はスタブなどのダウンロードに利用します。この機能は常に利用するように設定されています。同一ホスト内で本ポート番号が重ならないように設定します。デフォルトは,「8080」です。
- RMIレジストリ
- SFOサーバが利用するRMIレジストリのポート番号を指定します。1〜65535の整数で指定します。デフォルトは,「23152」です。
- ネーミングサービスのポート番号
- SFOサーバ用のネーミングサービスのポート番号を指定します。デフォルトは,「900」です。
- 利用するパフォーマンストレーサ(必須)
- SFOサーバが利用するパフォーマンストレーサを選択します。
- [適用]ボタン
- 指定した情報を反映します。
- [リセット]ボタン
- 指定した情報をリセットします。
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