Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド
Management Serverの運用管理ポータルで管理する論理サーバの概要を次の表に示します。
論理サーバ | 概要 |
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論理パフォーマンストレーサ | パフォーマンストレーサの機能を提供する論理サーバです。パフォーマンストレーサは,アプリケーションサーバの各コンポーネントが出力するトレース情報を取得して,PRFトレースファイルに出力します。 |
論理スマートエージェント | 1.4モードでトランザクションサービスを使用する場合,またはCTMを使用する場合に必要な論理サーバです。TPBrokerで提供されている,動的な分散ディレクトリサービスを提供します。論理CTMでこの論理サーバを使用します。 |
論理ネーミングサービス | CORBAネーミングサービスの機能を提供する論理サーバです。 J2EEサーバで使用します。 この論理サーバの留意事項を次に示します。
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論理CTMドメインマネジャ | CTMを使用する場合に必要な論理サーバです。CTMドメインを管理するプロセスを提供します。なお,CTMドメインとは,複数のCTMデーモンで構成される,情報共有と負荷分散の対象になる範囲のことです。 |
論理CTM | CTMを使用する場合に必要な論理サーバです。クライアントからのリクエストを処理してリクエストをスケジューリングするためのプロセスとして,CTMデーモンとCORBAネーミングサービスを提供します。 |
論理SFOサーバ(互換用) | メモリセッションフェイルオーバ機能を使用する場合に必要な論理サーバです。この論理サーバでシステム内のグローバルセッション情報を管理することで,J2EEサーバ間のセッション情報を保持できるようになります。 |
論理J2EEサーバ | J2EEサーバの機能を提供する論理サーバです。 |
論理Webサーバ | Webサーバを使用する場合に必要な論理サーバです。Management Serverでは,WebサーバとしてHTTP Serverを管理できます。 |
論理ユーザサーバ | ユーザサーバは,ユーザが定義する任意のサービスやプロセスです。特定のサービスやプロセスを論理ユーザサーバとして定義しておくことで,そのサービスやプロセスがManagement Serverの管理対象となり,開始,停止,ステータス監視ができるようになります。 なお,論理ユーザサーバは,運用管理ポータルで定義できません。コマンドおよびユーザ定義ファイルで定義します。詳細は,次の個所を参照してください。
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どのような場合にどの論理サーバを使用するかは,機能や構成によって判断してください。例えば,CTMを使用する場合と使用しない場合では,必要な論理サーバの種類が異なります。また,CTMで統合ネーミングスケジューラサーバを使用する場合は,アプリケーションサーバに配置する論理サーバ(CTMを使用する場合に必要な論理サーバ)と,統合ネーミングスケジューラサーバに配置する論理サーバがそれぞれ必要となります。システム構成パターンについては,マニュアル「アプリケーションサーバ システム設計ガイド」の次の個所を参照してください。
また,論理サーバを稼働させるための設定で必要な操作については,「10. 論理サーバの環境設定」を参照してください。論理サーバの運用で必要な操作については,「11. 論理サーバの起動/停止」および「13. 論理サーバの運用監視」を参照してください。
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