Cosminexus V9 アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド

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5.4 リソースアダプタのプロパティ定義

J2EEアプリケーションに含まれるリソースアダプタのプロパティを設定します。

リソースアダプタのプロパティの設定は,リソースアダプタを含むJ2EEアプリケーションを停止した状態で実行してください。

プロパティの設定手順については,「3.5 属性ファイルによるプロパティの設定」を参照してください。

<この節の構成>
(1) 編集する属性ファイル
(2) 編集する属性ファイルの取得と属性の設定
(3) 編集する属性設定項目

(1) 編集する属性ファイル

次のどちらかの属性ファイルを利用して,J2EEアプリケーションに含まれるリソースアダプタのプロパティを設定できます。

J2EEアプリケーションを構成するコンポーネントのプロパティの設定では,Connector属性ファイルとアプリケーション統合属性ファイルを個々に利用することも,あわせて利用することもできます。

この章では,Connector属性ファイルを使用してのプロパティ設定について説明しています。アプリケーション統合属性ファイルを使用してのプロパティ設定の手順については,「9.2 アプリケーション統合属性ファイルによるプロパティ設定」を参照してください。

(2) 編集する属性ファイルの取得と属性の設定

●属性ファイルの取得

次に示すコマンドを実行してリソースアダプタの属性ファイルを取得します。

実行形式
 
cjgetappprop [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -name <J2EEアプリケーション名> -type rar -resname <リソースアダプタ表示名> -c <Connctor属性ファイルパス>
 

実行例
cjgetappprop MyServer -name App1 -type rar -resname account-rar -c AccountProp.xml
 
●属性の設定

次に示すコマンドを実行して,リソースアダプタの属性ファイルの値を反映します。

実行形式
 
cjsetappprop [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -name <J2EEアプリケーション名> -type rar -resname <リソースアダプタ表示名> -c <Connector属性ファイルパス>
 

実行例
cjsetappprop MyServer -name App1 -type rar -resname account-rar -c AccountProp.xml
 

(3) 編集する属性設定項目

リソースアダプタの種類に応じて,プロパティを定義します。