Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編
メモリセッションフェイルオーバ機能を使用する場合に指定するキーの詳細について次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
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webserver.sfo.negotiation.ignore_serverId | ネゴシエーションで,J2EEサーバに設定されたHttpSessionのセッションIDに付加するサーバIDが,すでに接続済みのJ2EEサーバの設定と一致した場合に,エラーとするかどうかを指定します。
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false | − |
webserver.sfo.check_size.mode | グローバルセッション情報のサイズ見積もり機能を有効にするかどうかを指定します。
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off | 07-60 |
webserver.sfo.sfo_server.<SFOサーバ名>※1.connectionTimeout | J2EEサーバからSFOサーバに通信した際のタイムアウト時間を,1〜3600の整数(単位:秒)で指定します。 | 30 | 06-50 07-00 |
webserver.sfo.sfo_server.<SFOサーバ名>※1.naming | <SFOサーバ名>が指すSFOサーバのインプロセスで起動したCORBAネーミングサービスのIPアドレスまたはホスト名,およびポート番号を指定します。 IPアドレスは10進表記で,ポート番号は1〜65535の整数で指定します。区切り文字には半角コロン(:)を使用します。
簡易構築定義ファイルで指定できる値を次に示します。
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なし | 07-50 |
webserver.sfo.sfo_servers※2 | J2EEサーバ上のWebアプリケーションが使用する,すべてのSFOサーバ名を指定します。1024文字までの文字列が指定できます。半角英数字(A〜Z,a〜z,0〜9)またはアンダースコア(_)が使用できます。 SFOサーバを複数指定する場合は,半角コンマ(,)で区切ります。ただし,一つのSFOサーバ名に指定できる文字列長は32文字までです。このとき,一つ目に指定されたSFOサーバ名がデフォルトとなります。
セッションフェイルオーバ機能を使用しない場合,このプロパティは無効です。 |
なし | 06-50 07-00 |
このパラメタは,usrconf.properties(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル)にも指定できます。
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