WebコンテナをHTTPサーバとして,スタブなどのダウンロードに利用します。この機能は,常に利用するように設定されています。
この節では,簡易Webサーバ機能について説明します。
この節の構成を次の表に示します。
表5-2 この節の構成(簡易Webサーバ機能)
分類 |
タイトル |
参照先 |
解説 |
簡易WebサーバでのIPアドレス指定(バインド先アドレス設定機能) |
5.2.1 |
簡易Webサーバへのアクセスの制御 |
5.2.2 |
設定 |
実行環境での設定 |
5.2.3 |
注意事項 |
サーブレットおよびJSP実装時の注意事項 |
5.2.4 |
注 「実装」および「運用」について,この節での説明はありません。
- 注意
- 簡易Webサーバは,本番運用時のWebサーバとして利用できません。
- 簡易Webサーバでは負荷分散機のヘルスチェックは実施できません。
- 簡易Webサーバでは,Webコンテナでエラーが発生します。エラーが発生した際のエラーステータスコードについては,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」の「付録A エラーステータスコード」を参照してください。
- 簡易Webサーバを使用する場合,HTTPセッションに関するオブジェクトおよびWebコンテナとリダイレクタ間の通信に使用するオブジェクトに対して明示管理ヒープ機能を使用できません。
- Webアプリケーション単位の同時実行数制御を実行している場合,Webコンテナ上で動作するWebアプリケーションごとに,同時にリクエストを処理するスレッド数を設定できます。Webアプリケーション単位の同時実行スレッド数制御は簡易Webサーバに対しても有効になります。
- <この節の構成>
- 5.2.1 簡易WebサーバでのIPアドレス指定(バインド先アドレス設定機能)
- 5.2.2 簡易Webサーバへのアクセスの制御
- 5.2.3 実行環境での設定
- 5.2.4 サーブレットおよびJSP実装時の注意事項
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