Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編
ここでは,データベース接続で使用できる機能について説明します。
データベース接続で使用できるJ2EEコンポーネントおよび機能を,データベースごとに次の表に示します。
表4-96 使用できるJ2EEコンポーネントおよび機能
項目 | HiRDB | Oracle | XDM/RD E2 | ||
---|---|---|---|---|---|
Oracle9i | Oracle10g | ||||
J2EEコンポーネント | Servlet/JSP | ○ | ○ | ○ | ○ |
Stateless Session Bean | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Stateful Session Bean | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Entity Bean(BMP) | ○ | ○ | ○ | × | |
Entity Bean(CMP1.1) | ○ | ○ | × | × | |
Entity Bean(CMP2.0) | ○※1 | ○ | × | × | |
Message-driven Bean(onMessageメソッドからのデータベースアクセス) | ○ | ○ | ○ | ○ | |
使用できる機能 | コネクションプーリング | ○ | ○ | ○ | ○ |
コネクションプールのウォーミングアップ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
コネクションプールの情報表示(cjlistpoolコマンド) | ○ | ○ | ○ | ○ | |
コネクションプールのクリア(cjclearpoolコマンド) | ○ | ○ | ○ | ○ | |
リソースへの接続テスト | ○ | ○ | ○ | ○ | |
コネクションの障害検知 | ○※2 | ○ | ○ | ○ | |
ステートメントプーリング | ○※3 | ○ | ○ | ○※3,※4 | |
ステートメントキャンセル | ○※5 | △※6 | △※6 | ○※7 | |
ステートメントsetQueryTimeoutメソッド | × | × | × | × | |
コネクションIDのPRFトレース出力 | ○ | ○ | ○ | ○※7 | |
障害調査用SQLの出力 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
クラスタコネクションプール | × | × | × | × |
(凡例)○:使用できる ×:使用できない △:一部制限あり
注※1 CMP2.0の機能である,CMR機能は利用できません。
注※2 DABroker Libraryを使用して接続する場合,HiRDBのバージョンが07-01以前でグローバルトランザクション(XATransaction)のときは使用できません。
注※3 HiRDBのバージョンが07-01以前の場合,アプリケーションサーバが管理するトランザクションで使用するときだけ,ステートメントプーリング機能が使用できます。これ以外の場合はエラーが発生します。また,HiRDB自動再接続機能とステートメントプーリング機能の併用はできません。
注※4 XDM/RD E2 11-02以降のバージョンとDABroker Library 03-13以降を使用する場合にだけステートメントプーリングを使用できます。
注※5 グローバルトランザクション(XATransaction)のときは使用できません。
注※6 データベースのサーバまたはクライアントがWindowsで,接続形式が専用接続であるときは,使用できません。
注※7 ステートメントキャンセル,およびコネクションIDのPRFトレース出力は,DABroker経由の場合,XDM/RD E2 11-02以降で使用できます。
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