Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編
DABroker Libraryを使用して,OracleまたはHiRDBに接続する場合に,DB Connectorに設定する<config-property>タグに指定できる値について説明します。
それぞれのファイルで指定できるプロパティを次の表に示します。
表4-93 DBConnector_DABJ_CP.rarまたはDBConnector_DABJ_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できるプロパティ
config-property-name | config-property-type | config-property-value |
---|---|---|
blockUpdate | java.lang.Boolean | 接続データベースがHiRDBの場合,?パラメタを使用したデータベースの更新で,複数のパラメタセットを一度に処理するかどうかを設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetBlockUpdateメソッドに渡されます。
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bufferPoolSize | java.lang.Integer | 受信データのバッファをプールする最大数を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetBufferPoolSizeメソッドに渡されます。 デフォルト値は0です。 |
bufSize | java.lang.Integer | DABroker Libraryからの受信データのバッファ長を,1〜16000の範囲(単位:キロバイト)で設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetBufSizeメソッドに渡されます。デフォルト値は64です。 |
CallableStatementPoolSize | java.lang.Integer | コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのCallableStatementのプール数を設定します。0〜1024の整数で指定します。デフォルト値は10です。また,PreparedStatementPoolSizeとCallableStatementPoolSizeの合計値は,1024以下に設定してください。有効範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が設定されます。 |
CancelStatement | java.lang.Boolean | トランザクションタイムアウトやアプリケーション強制停止時に,Statementクラス,CallableStatementクラスおよびPreparedStatementクラスで実行中のSQLをキャンセルするかどうかを指定します。
Oracleに接続する場合で,データベースのサーバまたはクライアントのどちらかがWindowsプラットフォームで,専用サーバ接続をする場合,falseを設定してください。 |
ConnectionIDUpdate | java.lang.Boolean | コネクションIDをDataSource#getConnectionメソッドごとに更新するかどうかを指定します。
このプロパティは,接続するデータベースがOracleの場合に指定できます。 |
databaseName | java.lang.String | 接続するデータベースの種別を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetDatabaseNameメソッドに渡されます。
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DBEnv | java.lang.String | DABroker Libraryの接続先データベース定義情報を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetDBEnvメソッドに渡されます。 |
DBHostName | java.lang.String | 接続するHiRDBのホスト名を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetDBHostNameメソッドに渡されます。 |
description | java.lang.String | 接続するデータベースに必要な接続付加情報を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetDescriptionメソッドに渡されます。
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encodLang | java.lang.String | エンコード文字形態を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetEncodLangメソッドに渡されます。 |
executeDirectMode | java.lang.Boolean | 接続データベースがHiRDBの場合,Statementクラスを使用したINSERT,UPDATE,DELETEなどのデータベースの更新で,HiRDBのEXECUTE DIRECT機能を使用するかどうかを設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetExecuteDirectModeメソッドに渡されます。
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HiRDBCursorMode | java.lang.Boolean | HiRDBで検索時にカーソルがCommit,またはRollbackにわたって有効かどうかを設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetHiRDBCursorModeメソッドに渡されます。
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JDBC_IF_TRC | java.lang.Boolean | JDBCインタフェースメソッドトレースの取得の有無を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetJDBC_IF_TRCメソッドに渡されます。
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linkedResourceAdapterName | java.lang.String | 連携するReliable Messagingリソースアダプタの表示名を指定します。 DBConnector_DABJ_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できます。 |
loginTimeout | java.lang.Integer | データベースへの接続試行中に,データソースが待機する最長時間(単位:秒)を設定します。デフォルト値は0です。 |
logLevel | java.lang.String | DB Connectorが出力するログ・トレースのレベルを指定します。 次の値が指定できます。
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LONGVARBINARY_Access | java.lang.String | LONGVARBINARY(列属性BLOB,列属性BINARY)のデータベースアクセス方法を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetLONGVARBINARY_Accessメソッドに渡されます。
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networkProtocol | java.lang.String | DABroker Libraryとの接続種別を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetNetworkProtocolメソッドに渡されます。
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OSAuthorize | java.lang.Boolean | OS認証機能を使用してデータベースに接続するかどうかを設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetOSAuthorizeメソッドに渡されます。
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portNumber | java.lang.Integer | 接続するDABroker Libraryのポート番号を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetPortNumberメソッドに渡されます。デフォルト値は40179です。 |
PreparedStatementPoolSize | java.lang.Integer | コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのPreparedStatementのプール数を設定します。0〜1024の整数で指定します。デフォルト値は10です。また,PreparedStatementPoolSizeとCallableStatementPoolSizeの合計値は,1024以下に設定してください。有効範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が設定されます。 |
rowSize | java.lang.Integer | DABroker LibraryがJDBCで取り扱うバッファ長を,16〜512の範囲(単位:メガバイト)で設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetRowSizeメソッドに渡されます。デフォルト値は16です。 |
serverName | java.lang.String | 接続するDABroker Libraryのホスト名またはIPアドレスを設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetServerNameメソッドに渡されます。 |
SQLWarningIgnore | java.lang.Boolean | データベースから返される警告をConnectionクラスで保持するかどうかを設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetSQLWarningIgnoreメソッドに渡されます。
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SV_EVENT_TRC | java.lang.Boolean | DABroker Libraryとのイベントトレースの取得の有無を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetSV_EVENT_TRCメソッドに渡されます。
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TRC_NO | java.lang.Integer | トレースのエントリ数を,10〜1000の範囲で設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetTRC_NOメソッドに渡されます。デフォルト値は500です。 |
uapName | java.lang.String | アプリケーション名称を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetUapNameメソッドに渡されます。 |
表4-94 DBConnector_DABJ_XA.rarまたはDBConnector_DABJ_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できるプロパティ
config-property-name | config-property-type | config-property-value |
---|---|---|
blockUpdate | java.lang.Boolean | 接続データベースがHiRDBの場合,?パラメタを使用したデータベースの更新で,複数のパラメタセットを一度に処理するかどうかを設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetBlockUpdateメソッドに渡されます。
|
bufferPoolSize | java.lang.Integer | 受信データのバッファをプールする最大数を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetBufferPoolSizeメソッドに渡されます。 デフォルト値は0です。 |
bufSize | java.lang.Integer | DABroker Libraryからの受信データのバッファ長を,1〜16000の範囲(単位:キロバイト)で設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetBufSizeメソッドに渡されます。デフォルト値は64です。 |
CallableStatementPoolSize | java.lang.Integer | コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのCallableStatementのプール数を設定します。0〜1024の整数で指定します。デフォルト値は10です。また,PreparedStatementPoolSizeとCallableStatementPoolSizeの合計値は,1024以下に設定してください。有効範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が設定されます。 |
CancelStatement | java.lang.Boolean | トランザクションタイムアウトやアプリケーション強制停止時に,Statementクラス,CallableStatementクラスおよびPreparedStatementクラスで実行中のSQLをキャンセルするかどうかを指定します。
Oracleに接続する場合で,データベースのサーバまたはクライアントのどちらかがWindowsプラットフォームで,専用サーバ接続をする場合,falseを設定してください。 |
ConnectionIDUpdate | java.lang.Boolean | コネクションIDをDataSource#getConnectionメソッドごとに更新するかどうかを指定します。
このプロパティは,接続するデータベースがOracleの場合に指定できます。 |
databaseName | java.lang.String | 接続するデータベースの種別を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetDatabaseNameメソッドに渡されます。 次の値が指定できます。
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DBEnv | java.lang.String | DABroker Libraryの接続先データベース定義情報を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetDBEnvメソッドに渡されます。 |
DBHostName | java.lang.String | 接続するHiRDBのホスト名を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetDBHostNameメソッドに渡されます。 |
description | java.lang.String | 接続するデータベースに必要な接続付加情報を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetDescriptionメソッドに渡されます。
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encodLang | java.lang.String | エンコード文字形態を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetEncodLangメソッドに渡されます。 |
executeDirectMode | java.lang.Boolean | 接続データベースがHiRDBの場合,Statementクラスを使用したINSERT, UPDATE, DELETEなどのデータベースの更新で,HiRDBのEXECUTE DIRECT機能を使用するかどうかを設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetExecuteDirectModeメソッドに渡されます。
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HiRDBCursorMode | java.lang.Boolean | HiRDBで検索時にカーソルがCommit,またはRollbackにわたって有効かどうかを設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetHiRDBCursorModeメソッドに渡されます。
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JDBC_IF_TRC | java.lang.Boolean | JDBCインタフェースメソッドトレースの取得の有無を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetJDBC_IF_TRCメソッドに渡されます。
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linkedResourceAdapterName | java.lang.String | 連携するReliable Messagingリソースアダプタの表示名を指定します。 DBConnector_DABJ_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できます。 |
loginTimeout | java.lang.Integer | データベースへの接続試行中に,データソースが待機する最長時間(単位:秒)を設定します。デフォルト値は0です。 |
logLevel | java.lang.String | DB Connectorが出力するログ・トレースのレベルを指定します。 次の値が指定できます。
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LONGVARBINARY_Access | java.lang.String | LONGVARBINARY(列属性BLOB,列属性BINARY)のデータベースアクセス方法を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetLONGVARBINARY_Accessメソッドに渡されます。
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networkProtocol | java.lang.String | DABroker Libraryとの接続種別を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetNetworkProtocolメソッドに渡されます。
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OSAuthorize | java.lang.Boolean | OS認証機能を使用してデータベースに接続するかどうかを設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetOSAuthorizeメソッドに渡されます。
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portNumber | java.lang.Integer | 接続するDABroker Libraryのポート番号を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetPortNumberメソッドに渡されます。デフォルト値は40179です。 |
PreparedStatementPoolSize | java.lang.Integer | コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのPreparedStatementのプール数を設定します。0〜1024の整数で指定します。デフォルト値は10です。また,PreparedStatementPoolSizeとCallableStatementPoolSizeの合計値は,1024以下に設定してください。有効範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が設定されます。 |
RMID | java.lang.Integer | リソースマネジャの識別子を,1以上の正の整数で設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetRMIDメソッドに渡されます。デフォルト値は1です。 |
rowSize | java.lang.Integer | DABroker LibraryがJDBCで取り扱うバッファ長を,16〜512の範囲(単位:メガバイト)で設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetRowSizeメソッドに渡されます。デフォルト値は16です。 |
serverName | java.lang.String | 接続するDABroker Libraryのホスト名を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetServerNameメソッドに渡されます。 |
SQLWarningIgnore | java.lang.Boolean | データベースから返される警告をConnectionクラスで保持するかどうかを設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetSQLWarningIgnoreメソッドに渡されます。
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SV_EVENT_TRC | java.lang.Boolean | DABroker Libraryとのイベントトレースの取得の有無を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetSV_EVENT_TRCメソッドに渡されます。
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TRC_NO | java.lang.Integer | トレースのエントリ数を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetTRC_NOメソッドに渡されます。デフォルト値は500です。 |
uapName | java.lang.String | アプリケーション名称を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetUapNameメソッドに渡されます。 |
XACloseString | java.lang.String | XA_CLOSE文字列を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetXACloseStringメソッドに渡されます。 |
XALocalCommitMode | java.lang.Boolean | XA使用時,トランザクションが分散トランザクションでないとき,データベースのオートコミットモードを有効にするかどうかを設定します。設定された値はDABroker LibraryのsetXALocalCommitModeメソッドに渡されます。
なお,falseを指定した場合,リソースの接続テスト(cjtestresコマンド),コネクション障害検知機能が正常に動作しません。リソースの接続テスト(cjtestresコマンド),コネクション障害検知機能を使用する場合,falseは指定しないでください。 また,DBConnector_DABJ_XA_Cosminexus_RM.rarの場合,falseは指定しないでください。 |
XAOpenString | java.lang.String | XA_OPEN文字列を設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetXAOpenStringメソッドに渡されます。 |
XAThreadMode | java.lang.Boolean | XA使用時のスレッドモードを設定します。設定された値は,DABroker LibraryのsetXAThreadModeメソッドに渡されます。
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