Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編

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4.17 ResultSetMetaDataクラス

説明
ResultSetMetaDataクラスでは,主に次の機能を提供します。
  • ResultSetの各列に対する,データ型およびデータ長のメタ情報の返却
ResultSetMetaDataクラスの提供する各メソッドの詳細および使用方法については,JavaSoft提供のJDBC関連ドキュメントを参照してください。

制限事項
DABroker Libraryで使用するResultSetMetaDataクラスの制限事項を,次に示します。

表4-84 ResultSetMetaDataクラスの制限事項

メソッド名 制限事項 JDBC1.0での制限 JDBC2.0での制限
getCatalogName columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にnullを返却します。
getColumnClassName columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にfalseを返却します。
getColumnDisplaySize columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。
getColumnLabel columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,カラムのラベル(カラムヘッダ)をサポートしていないため,カラム名を返却します。
getColumnName columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。データベースから返される列名称を返却します。
getColumnType columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。
getPrecision columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。列属性がDECIMAL,NUMERICの場合は精度を返却し,それ以外は列長を返却します。
getScale columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。列属性がDECIMAL,NUMERICの場合は小数点以下のけた数を返却し,それ以外は0を返却します。
getSchemaName columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にnullを返却します。
getTableName
isAutoIncrement columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にfalseを返却します。
isCaseSensitive
isCurrency
isDefinitelyWritable
isNullable columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。
isReadOnly columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にfalseを返却します。
isSearchable columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。
isSigned columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。列属性が数値属性の場合trueを返却し,それ以外の場合はfalseを返却します。
isWritable columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にfalseを返却します。

(凡例)
○:該当します。
−:該当しません。