DABroker Libraryで使用できるDB ConnectorのRARファイルの種類を次の表に示します。これらのRARファイルは，J2EEサーバおよびバッチサーバで使用できます。

表4-65　DABroker Libraryで使用できるDB ConnectorのRARファイルの種類

RARファイル	接続できるデータベース	説明
DBConnector_DABJ_CP.rar	HiRDB Oracle XDM/RD E2	トランザクション管理をしない場合，またはローカルトランザクションを使用する場合（トランザクションのサポートレベルにNoTransactionまたはLocalTransactionを指定する場合）に使用します。 DABroker LibraryのConnectionPoolDataSourceを使用してデータベースに接続します。
DBConnector_DABJ_XA.rar※	HiRDB Oracle	グローバルトランザクションを使用する場合（トランザクションのサポートレベルにXATransactionを指定する場合）に使用します。DABroker LibraryのXADataSourceを使用してデータベースに接続します。

注　新規に，DB ConnectorのRARファイルを使用する場合，アプリケーションサーバで提供するConnector属性ファイルのテンプレートファイルを使用して，プロパティを定義できます。提供しているテンプレートファイルについては，「4.31.2　Connector属性ファイルのテンプレートファイル」を参照してください。

注※　ライトトランザクション機能は有効にできません。

RARファイルは，サーバ管理コマンドを使用して操作します。サーバ管理コマンドを使用してRARファイルを操作する方法については，マニュアル「アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」を参照してください。

RARファイルの種類に応じて，指定できるトランザクションサポートレベルが異なります。また，ライトトランザクションを使用できるかどうかも異なります。

RARファイルごとに指定できるトランザクションサポートレベルを次の表に示します。

表4-66　RARファイルごとに使用できるトランザクションサポートレベル（DB Connector）

使用するDB Connector （RARファイル）	トランザクションサポートレベル	ライトトランザクション
		有効	無効
DBConnector_DABJ_CP.rar	NoTransaction LocalTransaction	○	○
DBConnector_DABJ_XA.rar	XATransaction	−	○

（凡例）　○：使用できる　　−：該当しない