Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編

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4.6.2 DABroker Libraryで取得できるログの種類と出力先

DABroker Libraryでは,トラブルシューティングに使用するログとして,スプール情報を取得します。スプール情報として取得できるのは,次の情報です。

また,これらのログは,アプリケーションサーバのログにトレース共通ライブラリ形式(マルチプロセス)で出力されます。トレース共通ライブラリ形式のログの出力形式および出力項目については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「5.2.1 トレース共通ライブラリ形式のログの出力形式と出力項目」を参照してください。また,トレース共通ライブラリ形式のログを参照する場合の注意事項については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「5.2.2 トレース共通ライブラリ形式のログを参照する場合の注意」を参照してください。

「<DABroker Libraryの運用ディレクトリ>\spool下」(Windowsの場合),または「<DABroker Libraryの運用ディレクトリ>/spool下」(UNIXの場合)のすべてのファイルをコピーして保存してください。<DABroker Libraryの運用ディレクトリ>とは,「<アプリケーションサーバのインストールディレクトリ>\DAB」(Windowsの場合),または「/opt/DABroker」(UNIXの場合)のことです。なお,環境設定によって出力先を変更している場合は,変更した出力先のファイルをコピーして保存してください。

DABroker Libraryのスプール情報のうち,Exceptionトレースログは,運用開始前に取得のための設定をしておく必要があります。Exceptionトレースログ取得の設定については,「4.6.4 資料取得のための設定」を参照してください。

注意
HP-UXでメッセージログファイルへの書き込みが失敗した場合,書き込みに失敗要因のメッセージと,メッセージログファイルへ書き込もうとしたメッセージをシステムログに出力します。この場合,システムログに対応していないメッセージを書き込むことがあるので,注意してください。