Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編

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2.11.4 データソース属性ファイル

データソース属性ファイルは,次に示すDOCTYPE宣言を持ちます。

<!DOCTYPE hitachi-datasource-property PUBLIC '-//Hitachi, Ltd.//DTD DataSource Property 6.0//EN' 'file:///<Application Serverのインストールディレクトリ>/CC/admin/dtds/hitachi-datasource-property_6_0.dtd'>

データソース属性ファイルは,次に示すタグを持つxmlファイルです。

タグ名 出現パターン 説明
<hitachi-datasource-property> 1回 ルートタグ。

<description> 0または1回 データソースの説明。





<display-name> 1回 データソース表示名。
1≦文字列長≦240
変更する場合,英数字,およびアンダースコア「_」を使用できます。



<property> 0回以上 各種プロパティ。※1
<property>の指定が複数あり,<name>の設定値が同じ場合,一つにマージされます。その場合,ワーニングメッセージ(KDJE37600-W)を出力し,後ろに定義された<XADataSource>の値が有効になります。
<name> 1回 プロパティ名。




<XADataSource> 0または1回 XADataSourceインタフェースのプロパティ値。
値は変更できます。
タグの追加,削除は禁止です。
<PoolConfiguration> 0または1回 コネクションプールの設定。※1,※2
 

<MinimumSize> 1回 最小サイズ。
0≦MinimumSize≦MaximumSize
 

<MaximumSize> 1回 最大サイズ。
-1(無制限)または0≦MaximumSize
 




<Threshold> 1回 しきい値。
0または1≦Threshold≦MaximumSize
0を指定した場合,使用できるコネクションがない場合にだけプールにコネクションを追加します。
 



<GrowthIncrement> 1回 増分値。
0または1≦GrowthIncrement≦2147483647
0を指定した場合,プールは増加しません。
 



<WaitTimeout> 1回 コネクション取得待ち時間(単位:秒)。
-1または0≦WaitTimeout≦2147483647
-1を指定した場合,取得できるまで待ち続けます。
 




<ConnectionTimeout> 1回 接続タイムアウト(単位:秒)。
0または1≦ConnectionTimeout≦2147483647
0を指定した場合,アクティブではないコネクションがあってもプールから削除されません。
 



<SweeperInterval> 1回 スイーパ起動間隔(単位:秒)。
0または1≦SweeperInterval≦2147483647
0を指定した場合,アクティブではないコネクションがあってもプールから削除されません。
 

<RetryCount> 1回 コネクション取得リトライ回数。
0〜2147483647
  <RetryInterval> 1回 コネクション取得リトライまでの待ち時間(単位:秒)。
1〜2147483647

注※1
cjgetrespropコマンドで出力されたものに対し,タグ名の変更,タグの追加・削除,値の変更をしてはいけません。

注※2
MinimumSizeタグを0に設定した場合,コネクションプールは機能しません。