Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

1.5 推奨機能との対応

このマニュアルで説明している機能は,旧バージョンとの互換用機能です。推奨機能への移行をお勧めします。

互換機能と推奨機能の対応を次の表に示します。

表1-8 互換機能と推奨機能の対応

互換機能 推奨機能
ベーシックモード 1.4モードを使用することをお勧めします。
サーブレットエンジンモード
DABroker Libraryを使用したデータベース接続 それぞれのデータベースが提供しているJDBCドライバを使用することをお勧めします。
簡易Webサーバ機能 インプロセスHTTPサーバ機能を使用することをお勧めします。
インプロセスHTTPサーバ機能については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」の「5. インプロセスHTTPサーバ」を参照してください。
EJBクライアントアプリケーションのログのサブディレクトリ専有モード サブディレクトリ共有モードを使用することをお勧めします。
サブディレクトリ共有モードについては,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「3.8.2 システムログの出力先のサブディレクトリ」を参照してください。
EJB 2.1とServlet 2.4でのアノテーションの利用 EJB 3.0以降およびServlet 2.5以降でアノテーションを利用することをお勧めします。
メモリセッションフェイルオーバ機能 データベースセッションフェイルオーバ機能またはEADsセッションフェイルオーバ機能を使用することをお勧めします。
データベースセッションフェイルオーバ機能およびEADsセッションフェイルオーバ機能については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編」の「5. J2EEサーバ間のセッション情報の引き継ぎ」を参照してください。
複数の構築済み実行環境の切り替え 構築済みの環境を以前の状態に戻す場合は,適用したパッチをアンインストールして対応することをお勧めします。
J2EEアプリケーションのテスト機能 J2EEアプリケーションのテストは本番環境ではなくテスト環境を用意して実行することをお勧めします。
JSP1.1仕様およびJSP1.2仕様に準拠したJSPソースのチェック(cjjsp2java) cjjspcコマンドを使用してコンパイルして,チェックすることをお勧めします。
cjjspcコマンドについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjjspc(JSPの事前コンパイル)」を参照してください。