Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編
導入・構築の容易性強化を目的として変更した項目を次の表に示します。
表A-15 導入・構築の容易性強化を目的とした変更
項目 | 変更の概要 | 参照先マニュアル | 参照個所 |
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運用管理ポータル改善 | 運用管理ポータルの画面で,リソースアダプタの属性を定義するプロパティ(Connector属性ファイルの設定内容)の設定,および接続テストができるようになりました。また,運用管理ポータルの画面で,J2EEアプリケーション(earファイルおよびzipファイル)をManagement Serverにアップロードできるようになりました。 | ファーストステップガイド | 3.5 |
運用管理ポータル操作ガイド | − | ||
page/tagディレクティブのimport属性暗黙インポート機能の追加 | page/tagディレクティブのimport属性暗黙インポート機能を使用できるようになりました。 | 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ) | 2.3.7 |
仮想化環境でのJP1製品に対する環境設定の自動化対応 | 仮想サーバへのアプリケーションサーバ構築時に,仮想サーバに対するJP1製品の環境設定を,フックスクリプトで自動的に設定できるようになりました。 | 仮想化システム構築・運用ガイド | 7.7.2 |
統合ユーザ管理機能の改善 | ユーザ情報リポジトリでデータベースを使用する場合に,データベース製品のJDBCドライバを使用して,データベースに接続できるようになりました。DABroker LibraryのJDBCドライバによるデータベース接続はサポート外になりました。 簡易構築定義ファイルおよび運用管理ポータルの画面で,統合ユーザ管理機能に関する設定ができるようになりました。 また,Active Directoryの場合,DNで日本語などの2バイト文字に対応しました。 |
このマニュアル | 5章 |
運用管理ポータル操作ガイド | 3.5,10.9.1 | ||
このマニュアル | 14.3 | ||
HTTP Server設定項目の拡充 | 簡易構築定義ファイルおよび運用管理ポータルの画面で,HTTP Serverの動作環境を定義するディレクティブ(httpsd.confの設定内容)を直接設定できるようになりました。 | システム構築・運用ガイド | 4.1.21 |
運用管理ポータル操作ガイド | 10.10.1 | ||
リファレンス 定義編(サーバ定義) | 4.13 |
(凡例)−:マニュアル全体を参照する
標準機能・既存機能への対応を目的として変更した項目を次の表に示します。
表A-16 標準機能・既存機能への対応を目的とした変更
項目 | 変更の概要 | 参照先マニュアル | 参照個所 |
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ejb-jar.xmlの指定項目の追加 | ejb-jar.xmlに,クラスレベルインターセプタおよびメソッドレベルインターセプタを指定できるようになりました。 | 機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ) | 2.15 |
パラレルコピーガーベージコレクションへの対応 | パラレルコピーガーベージコレクションを選択できるようになりました。 | リファレンス 定義編(サーバ定義) | 16.5 |
Connector 1.5仕様に準拠したInboundリソースアダプタのグローバルトランザクションへの対応 | Connector 1.5仕様に準拠したリソースアダプタでTransacted Deliveryを使用できるようにしました。これによって,Message-driven Beanを呼び出すEISがグローバルトランザクションに参加できるようになりました。 | 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能) | 3.16.3 |
TP1インバウンドアダプタのMHPへの対応 | TP1インバウンドアダプタを使用してアプリケーションサーバを呼び出すOpenTP1のクライアントとして,MHPを使用できるようになりました。 | 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能) | 4章 |
cjrarupdateコマンドのFTPインバウンドアダプタへの対応 | cjrarupdateコマンドでバージョンアップできるリソースアダプタにFTPインバウンドアダプタを追加しました。 | リファレンス コマンド編 | 2.2 |
信頼性の維持・向上を目的として変更した項目を次の表に示します。
表A-17 信頼性の維持・向上を目的とした変更
項目 | 変更の概要 | 参照先マニュアル | 参照個所 |
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データベースセッションフェイルオーバ機能の改善 | 性能を重視するシステムで,グローバルセッション情報を格納したデータベースのロックを取得しないモードを選択できるようになりました。また,データベースを更新しない,参照専用のリクエストを定義できるようになりました。 | 機能解説 拡張編 | 6章 |
OutOfMemoryハンドリング機能の対象となる処理の拡大 | OutOfMemoryハンドリング機能の対象となる処理を追加しました。 | 機能解説 保守/移行編 | 2.5.7 |
リファレンス 定義編(サーバ定義) | 16.2 | ||
HTTPセッションで利用するExplicitヒープの省メモリ化機能の追加 | HTTPセッションで利用するExplicitヒープのメモリ使用量を抑止する機能を追加しました。 | 機能解説 拡張編 | 8.11 |
運用性の維持・向上を目的として変更した項目を次の表に示します。
表A-18 運用性の維持・向上を目的とした変更
項目 | 変更の概要 | 参照先マニュアル | 参照個所 |
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仮想化環境でのJP1製品を使用したユーザ認証への対応(クラウド運用対応) | JP1連携時に,JP1製品の認証サーバを利用して,仮想サーバマネージャを使用するユーザを管理・認証できるようになりました。 | 仮想化システム構築・運用ガイド | 1.2.2,3章,4章,5章,6章,7.9 |
そのほかの目的で変更した項目を次の表に示します。
表A-19 そのほかの目的による変更
項目 | 変更の概要 | 参照先マニュアル | 参照個所 |
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負荷分散機へのAPI(RESTアーキテクチャ)を使用した直接接続の対応 | 負荷分散機への接続方法として,API(RESTアーキテクチャ)を使用した直接接続に対応しました。 また,使用できる負荷分散機の種類にACOS(AX2500)が追加になりました。 |
システム構築・運用ガイド | 4.7.2,4.7.3 |
仮想化システム構築・運用ガイド | 2.1 | ||
リファレンス 定義編(サーバ定義) | 4.5 | ||
snapshotログ収集時のタイムアウトへの対応と収集対象の改善 | snapshotログの収集が指定した時間で終了(タイムアウト)できるようになりました。一次送付資料として収集される内容が変更になりました。 | 機能解説 保守/移行編 | 付録A |
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