Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編

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11.4.10 ユーザエントリの編集(シングルサインオン用)

[ユーザエントリの編集(シングルサインオン用)]画面を次の図に示します。

図11-12 [ユーザエントリの編集(シングルサインオン用)]画面

[図データ]

<この項の構成>
(1) 機能概要
(2) 表示手順
(3) 操作手順
(4) 画面詳細

(1) 機能概要

ユーザエントリを編集します。指定できる文字列および長さについては,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「7.5.3 「リポジトリ管理」での規則」を参照してください。

(2) 表示手順

画面の表示手順を次に示します。

  1. 運用管理ポータルで[リポジトリ管理]アンカーをクリックします。
  2. ツリーペインで[レルム管理]−[<レルム名>]をクリックします。
    このとき,レルム作成時に[Single Sign-Onのみ使用する。]をチェックしたレルム名をクリックしてください。
  3. [ユーザエントリの検索]タブをクリックします。
  4. 編集するユーザIDを[検索条件]に指定して,[検索]ボタンをクリックします。
  5. 検索結果として表示されたユーザIDをクリックします。
  6. [ユーザエントリの編集]タブをクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作手順を次に示します。

  1. [publicData]などを指定します。
    設定内容を追加する場合,項目を指定したあとに[追加]ボタンをクリックします。設定内容を削除する場合,[削除]ボタンをクリックします。
  2. [更新]ボタンをクリックします。
    エラーが表示された場合は,[戻る]アンカーをクリックして原因を取り除き,再度実行します。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目およびボタンについて説明します。

ユーザID
ユーザIDは変更できません。変更したい場合は,ユーザエントリをLDAPディレクトリサーバから削除し,再度作成してください。

publicData
シングルサインオン用認証情報の非暗号化データを変更する場合,変更後のデータを指定します。

secretData
シングルサインオン用認証情報の暗号化データを変更する場合,変更後のデータを指定します。画面では「*」で表示されます。

secretData(再入力)
secretDataを変更した場合,指定した内容を再度指定します。

secretDataを上書きする
指定したsecretDataで既存のエントリのパスワードを上書きする場合は,このチェックボックスをチェックしてください。チェックしない状態では,指定したsecretDataは有効になりません。

マッピング
接続先のレルム名とユーザIDが表示されます。変更する場合は,変更後の情報を指定します。選択できるレルムは,シングルサインオン情報リポジトリにある,統合ユーザ管理フレームワークが推奨するDIT構成に準拠したレルムです。追加する場合は,接続先レルム名とユーザIDを指定して,[追加]ボタンをクリックします。削除する場合は,削除する情報の[削除]ボタンをクリックします。
接続先レルム名
接続先のレルム名をメニューから選択します。
ユーザID
接続先のレルムのユーザIDを指定します。指定は任意です。
[追加]ボタン
[接続先レルム名]および[ユーザID]で指定した内容を有効にします。
[削除]ボタン
[接続先レルム名]および[ユーザID]に指定されている内容を削除します。

[更新]ボタン
指定した内容でユーザエントリを更新します。