ユーザエントリを編集します。指定できる文字列および長さについては，マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「7.5.3　「リポジトリ管理」での規則」を参照してください。

画面の表示手順を次に示します。

1. 運用管理ポータルで［リポジトリ管理］アンカーをクリックします。
2. ツリーペインで［レルム管理］−［＜レルム名＞］をクリックします。
3. ［ユーザエントリの検索］タブをクリックします。
4. 編集するユーザIDを［検索条件］に指定して，［検索］ボタンをクリックします。
5. 検索結果として表示されたユーザIDをクリックします。
6. ［ユーザエントリの編集］タブをクリックします。

画面での操作手順を次に示します。

1. ［パスワード］などを指定します。
   設定内容を追加する場合，項目を指定したあとに［追加］ボタンをクリックします。設定内容を削除する場合，［削除］ボタンをクリックします。
   
2. ［更新］ボタンをクリックします。
   エラーが表示された場合は，［戻る］アンカーをクリックして原因を取り除き，再度実行します。
   

画面に表示される項目およびボタンについて説明します。

ユーザID

ユーザIDは変更できません。変更したい場合は，ユーザエントリをLDAPディレクトリサーバから削除し，再度作成してください。

パスワード

パスワードを変更する場合，変更後のパスワードを指定します。

パスワード（再入力）

指定したパスワードを確認するために，パスワードを再度指定します。

パスワードを上書きする

指定したパスワードで既存のエントリのパスワードを上書きする場合は，このチェックボックスをチェックしてください。チェックしない状態では，指定したパスワードは有効になりません。

属性名

属性名が表示されます。「11.4.3　ユーザエントリのスキーマ定義」の［任意属性の設定］で定義していない属性の場合，［属性名］にはLDAPディレクトリサーバの属性名（cnなど）が表示されます。

属性値

属性名に対応する属性値が表示されます。一つの属性名に複数の属性値が設定できます。

属性値を追加するには，メニューから属性名を選択し，属性値を指定して［追加］ボタンをクリックします。属性値を削除するには，削除する属性値の［削除］ボタンをクリックします。属性値を変更する場合は，該当属性を一度削除し，変更後の属性を追加してください。

［追加］ボタン

［属性名］および［属性値］で指定した内容を有効にします。

［削除］ボタン

［属性名］および［属性値］に指定されている内容を削除します。

Single Sign-Onを使用する。

シングルサインオン情報リポジトリにユーザエントリがある場合は，このチェックボックスは自動的にチェックされます。シングルサインオンの情報を変更する場合は，チェックした状態で変更してください。

publicData

シングルサインオン用認証情報の非暗号化データを変更する場合，変更後のデータを指定します。

secretData

シングルサインオン用認証情報の暗号化データが「*」で表示されます。

このフィールドは，自動的にパスワードと同期するため，指定はできません。

マッピング

接続先のレルム名とユーザIDを変更する場合，変更後の情報を指定します。追加する場合は，接続先レルム名とユーザIDを指定して［追加］ボタンをクリックします。削除する場合は，削除するユーザIDの［削除］ボタンをクリックします。

接続先レルム名

接続先のレルム名をメニューから選択します。

ユーザID

接続先のレルムのユーザIDを指定します。指定は任意です。

［更新］ボタン

指定した内容でユーザエントリを更新します。