Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編
負荷分散機の接続方式としてAPIによる直接接続を使用する場合は,運用管理機能が稼働するホストで負荷分散機の接続環境を設定します。
ACOSのバージョンが「2.4.3-P7」より前の場合は,運用管理サーバ(Management Server)または仮想サーバマネージャが稼働するサーバマシンで,アクセスリストを作成する必要があります。設定内容を次に示します。作成方法の詳細については,ACOSのドキュメントを参照してください。
cookieを利用してセッションを維持する場合,運用管理機能が稼働するホストでcookieパーシステンステンプレートを作成する必要があります。設定内容を次に示します。なお,作成方法の詳細は,負荷分散機のドキュメントを参照してください。
APIによる直接接続を使用すると,負荷分散機とHTTPまたはHTTPSで通信します。HTTPS 通信をする場合には,信頼できる証明書を登録したトラストストアが必要になります。HTTPS通信をする場合は,次のファイルのプロパティでhttpsを指定または省略します。
HTTPS通信をする場合には,あらかじめ,次の作業を実施してトラストストアを設定しておいてください。
<Application Serverのインストールディレクトリ>/jdk/bin/keytool -import -file loadbalancer.cer -alias loadbalancer -keystore C:\work\loadbalancer.keystore -storepass keystore_pass |
Management Serverまたは仮想サーバマネージャからBIG-IPを制御する場合,hostsファイルにBIG-IPのホスト名とIPアドレスを登録してください。ただし,BIG-IPへの接続方法にsshプロトコルを使用した直接接続を選択した場合は,hostsファイルへ登録する必要はありません。
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