Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)
コンテキストルートをcjimportwarコマンドの-contextrootオプションで指定します。-contextrootオプションは,URI(RFC3986)で使用できる文字を指定してください。URI(RFC3986)で使用できる文字以外,またはejb/,web/,/ejb/,および/web/から始まる文字列を指定した場合,KDJE37206-Eメッセージが出力されます。cjimportwarコマンドの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjimportwar(WARアプリケーションのインポート)」を参照してください。
cjimportwarコマンドに-contextrootオプションを指定していない場合,J2EEサーバはWARファイル名(アーカイブ形式の場合),またはWARディレクトリ名(展開ディレクトリ形式の場合)を基に,次のようにコンテキストルートを決定します。
コンテキストルートの決定例を次に示します。
表13-26 コンテキストルートの決定例(アーカイブ形式のWARアプリケーションの場合)
cjimportwarコマンドの-contextrootオプション | WARファイル名 | コンテキストルート |
---|---|---|
example/Servlet | SampleWeb.war | example/Servlet |
(指定なし) | SampleWeb.war | SampleWeb |
表13-27 コンテキストルートの決定例(展開ディレクトリ形式のWARアプリケーションの場合)
cjimportwarコマンドの-contextrootオプション | WARアプリケーションのディレクトリ名 | コンテキストルート |
---|---|---|
example/Servlet | SampleWeb | example/Servlet |
(指定なし) | SampleWeb | SampleWeb |
cjlistappコマンドを実行すると,表示される文字列にコンテキストルートが表示されます。cjlistappコマンドの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjlistapp(アプリケーションの一覧表示)」を参照してください。
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