Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)
アプリケーション名をcjimportwarコマンドの-nameオプションで指定します。-nameオプションに指定できる文字列は,application.xmlの<application>タグ下の<display-name>タグに指定できる文字列と同じです。使用できる文字については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjimportwar(WARアプリケーションのインポート)」を参照してください。使用できない文字が使用されている場合,KDJE37206-Eメッセージが出力されます。
cjimportwarコマンドに-nameオプションを指定していない場合,J2EEサーバはWARファイル名(アーカイブ形式の場合),またはWARディレクトリ名(展開ディレクトリ形式の場合)を基に,使用できない文字をアンダースコア(_)に置き換えてアプリケーション名を設定します。なお,J2EEサーバが設定したアプリケーション名がJ2EEサーバ内で重複する場合,アプリケーション名がJ2EEサーバ内で一意となるように,そのアプリケーション名の末尾に通し番号(1〜2147483647)が追加されます。
アプリケーション名の設定例を次に示します。
表13-24 アプリケーション名の設定例(アーカイブ形式のWARアプリケーションの場合)
cjimportwarコマンドの-nameオプション | WARファイル名 | アプリケーション名 |
---|---|---|
SampleTP | SampleWeb.war | SampleTP |
(指定なし) | SampleWeb.war | SampleWeb |
表13-25 アプリケーション名の設定例(展開ディレクトリ形式のWARアプリケーションの場合)
cjimportwarコマンドの-nameオプション | WARアプリケーションのディレクトリ名 | アプリケーション名 |
---|---|---|
SampleTP | SampleWeb | SampleTP |
(指定なし) | SampleWeb | SampleWeb |
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