Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)

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6.7 エンティティオブジェクトのキャッシュ機能

エンティティオブジェクトのキャッシュ機能とは,アプリケーションで使用したエンティティオブジェクトをメモリ内で保持するための機能です。エンティティオブジェクトのキャッシュ機能を使用している場合に,同じエンティティオブジェクトが操作されると,CJPAプロバイダ内にキャッシュされているエンティティオブジェクトが使用されます。データベースから再度データを読み込むことがないので,データベースへのアクセスが最小限になり,処理性能の負荷を軽減できます。なお,この機能は,CJPAプロバイダ独自の機能です。

ここでは,エンティティオブジェクトのキャッシュ機能について説明します。

<この節の構成>
6.7.1 キャッシュ機能の処理
6.7.2 キャッシュの参照形態とキャッシュタイプ
6.7.3 キャッシュ機能の有効範囲
6.7.4 キャッシュ機能を使用するときの注意事項