Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)
アプリケーションサーバでは,EJB,WebアプリケーションでJPAを使用できます。また,Webアプリケーションからユーザスレッドを使用した場合も,JPAを使用できます。なお,次に示す環境またはライブラリではJPAを使用できません。
JPAを使用できるコンポーネントを次の表に示します。
表5-2 JPAを使用できるコンポーネント
コンポーネント | JPAの使用 | |
---|---|---|
EJB | Stateless Session Bean(EJB3.0以降)※1 | ○ |
Stateful Session Bean(EJB3.0以降)※1 | ○ | |
Stateless Session Bean(EJB3.0より前) | × | |
Stateful Session Bean(EJB3.0より前) | × | |
インターセプタ | ○ | |
Message-driven Bean | × | |
Entity Bean | × | |
Webアプリケーション | サーブレット,フィルタ,イベントリスナ(Servlet2.5以降) | ○ |
JSP,JSPのタグハンドラ,JSPのイベントリスナ,JSPのタグライブラリイベントリスナ※2(Servlet2.5以降) | ○ | |
サーブレット,フィルタ,イベントリスナ(Servlet2.5より前) | × | |
JSP,JSPのタグハンドラ,JSPのイベントリスナ,JSPのタグライブラリイベントリスナ(Servlet2.5より前) | × |
(凡例)○:使用できる ×:使用できない
注※1 アプリケーションサーバではEJB3.0のejb-jar.xmlを使用したJPAの定義はできません。このため,@PersistenceUnitや@PersistenceContextなどのアノテーションを使用して,永続化ユニットや永続化コンテキストの参照を定義してください。
注※2 アプリケーションサーバでは,JSPタグライブラリイベントリスナでのアノテーションの使用はできません。JSPタグライブラリイベントリスナでJPAの機能を使用する場合は,web.xmlの<persistence-unit-ref>タグや<persistence-context-ref>タグを使用して永続化ユニットや永続化コンテキストの参照を定義してください。
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