Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)

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3.17.3 使用するリソースアダプタ

ルートリソースアダプタおよびメンバリソースアダプタで実行できるコマンド,設定の概要,および注意事項について説明します。

<この項の構成>
(1) 実行できるコマンド
(2) DB Connectorの設定
(3) ルートリソースアダプタについての注意事項
(4) メンバリソースアダプタについての注意事項

(1) 実行できるコマンド

ルートリソースアダプタおよびメンバリソースアダプタごとの,コマンドの実行可否を次の表に示します。なお,これ以外のコマンドについてはどちらのリソースアダプタでも実行できます。

表3-72 ルートリソースアダプタおよびメンバリソースアダプタのコマンドの実行可否

コマンド リソースアダプタの種類
ルートリソースアダプタ メンバリソースアダプタ
cjstartrar
cjstoprar
cjtestres
cjlistrar
cjclearpool ×
cjlistpool ×
cjsuspendpool ×
cjresumepool ×

(凡例) ○:実行できる  ×:実行できない


(2) DB Connectorの設定

ルートリソースアダプタおよびメンバリソースアダプタのDB Connectorで設定する項目を次の表に示します。

表3-73 ルートリソースアダプタおよびメンバリソースアダプタのDB Connectorで設定する項目

設定項目 リソースアダプタの種類
ルートリソースアダプタ メンバリソースアダプタ
トランザクションサポートレベル ×  ※1
ログ取得の可否
データベース接続情報
DB Connector固有の設定(ステートメントプールなど)
セキュリティ情報(ユーザ名,パスワード) ×  ※2
コネクションプールサイズ ×
クラスタコネクションプール固有の設定

(凡例)○:設定が必要 ×:設定は不要 −:設定項目がない

注※1 一つのクラスタコネクションプールを構成するメンバリソースアダプタのトランザクションサポートレベルは,すべて同じにする必要があります。

注※2 一つのクラスタコネクションプールを構成するメンバリソースアダプタのユーザ名は,すべて同じにする必要があります。


DB Connectorの設定の詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「4.2 データベースと接続するための設定」,またはマニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「4.1 Connector属性ファイル」を参照してください。

(3) ルートリソースアダプタについての注意事項

(4) メンバリソースアダプタについての注意事項