リソースへのサインオンの方式として，次のどちらかの方式を選択できます。

• コンテナ管理サインオン
  アプリケーションサーバで自動的にサインオンする方式です。この方式を使用する場合，リソースアダプタごとにユーザ名とパスワードを設定しておけば，コネクション取得時に，アプリケーションサーバによって自動的にユーザ名とパスワードがリソースに伝達されます。
  コンテナ管理サインオンを使用するには，Enterprise BeanやサーブレットのDDの，<resource-ref>タグ中の<res-auth>タグに，Containerを指定してください。
  
• コンポーネント管理サインオン
  ユーザプログラムでリソースにサインオンする方式です。この方式を使用する場合，コネクションを取得するときのユーザ名とパスワードをユーザプログラムで指定します。
  

  （例）DB Connectorの場合

  DataSourceクラスのgetConnectionを呼び出すときに，引数でユーザ名とパスワードを指定します。

  コンポーネント管理サインオンを使用するには，Enterprise BeanやサーブレットのDDの<resource-ref>タグ中の<res-auth>タグに，Applicationを指定してください。
  

コネクションプーリングを使用する場合は，コネクションを効率良く再利用できるコンテナ管理サインオンの使用をお勧めします。

　

なお，セットアップウィザードを使用して構築したシステムの場合，ejbserver.connectionpool.applicationAuthentication.disabledにtrueが指定されているため，アプリケーション認証が使えません。