Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)

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2.6.3 別名が登録または削除されるタイミング

ここでは,Enterprise BeanまたはJ2EEリソースに対する別名の設定方法,別名が登録されるタイミング,および別名が削除されるタイミングについて説明します。

<この項の構成>
(1) Enterprise Beanの別名が登録または削除されるタイミング
(2) J2EEリソースの別名が登録または削除されるタイミング

(1) Enterprise Beanの別名が登録または削除されるタイミング

Enterprise Beanのオブジェクトに指定した別名が名前空間に登録されるのは,J2EEアプリケーションを開始した時,またはJ2EEサーバを起動した時です。

Enterprise Beanのオブジェクトに指定した別名が名前空間から削除されるのは,J2EEアプリケーションを停止した時,またはJ2EEサーバを停止した時です。

参考
ログレベルを「Warning」にしている場合,別名が登録または削除されたことをメッセージログで確認できます。
  • 別名登録時:KDJE47605-Iが出力されます。
  • 別名削除時:KDJE47606-Iが出力されます。
ただし,デフォルトのログレベルの設定では,これらのメッセージは出力されません。ログレベルの設定については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「3.3.6 J2EEサーバのログ取得の設定」を参照してください。

(2) J2EEリソースの別名が登録または削除されるタイミング

J2EEリソースの別名が名前空間に登録されるのは,J2EEリソースを開始した時です。

J2EEリソースの別名が名前空間から削除されるのは,J2EEリソースを停止した時です。

参考
別名が登録または削除されたことは,メッセージログで確認できます。
  • 別名登録時:KDJE47602-Iが出力されます。
  • 別名削除時:KDJE47603-Iが出力されます。