Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)
JSP 1.2仕様でJSPを実装する場合の注意事項について説明します。JSP 2.0以降のJSPを実装する場合は,該当しません。
JSPドキュメントを利用するときの注意事項を次に示します。
JSPページのpageディレクティブまたはJSPドキュメントの<jsp:directive.page>タグのpageEncoding属性は正しい値を一度だけ記述してください。
ただし,JSPページのpageディレクティブまたはJSPドキュメントの<jsp:directive.page>タグのpageEncoding属性を複数記述した場合でも,エラーにはなりません。
JSP 1.2仕様で規定されたタグ以外の「jsp:」で始まるタグは記述できません。
タグ内に同一の属性を複数定義しないでください。JSPページでは,タグ内に同一の属性を複数定義した場合の動作は保証されません。
プロパティにwebserver.xml.validate=falseを設定した場合,タグライブラリ・ディスクリプタ(TLDファイル)の検証は実施されません。仕様(XMLのスキーマ定義)に従っていないTLDファイルを使用した場合,エラーとならないで動作することがありますが,動作は保証されません。
TLDファイルは仕様(XMLのスキーマ定義)に従って正しく記述してください。
JSPページでのpluginアクションまたはJSPドキュメントでの<jsp:plugin>タグのtype属性に,JSP 1.2仕様で規定された値以外は指定しないでください。JSP 1.2仕様で規定された値以外を指定すると,出力されるtype属性の値が空文字列となります。
必須タグとして<jsp:param>タグ要素を記述するように規定されているため,paramsアクションを記述した場合,または<jsp:params>タグを記述した場合は,必ず<jsp:param>タグ要素を記述してください。
ただし,JSPドキュメントのJSPページでparamsアクションを記述した場合,またはJSPドキュメントの<jsp:params>タグを記述した場合に,<jsp:param>タグ要素を記述していないときでも,エラーにはなりません。
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