Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)
Webサーバ連携機能を使用する場合に,Webサーバの機能を使用してエラーページをカスタマイズするときの注意事項を次に示します。
- エラーページのカスタマイズは,WebサーバがHTTP Serverの場合だけ使用できます。このため,Microsoft IISと連携している場合に,workers.propertiesにエラーページのカスタマイズを設定しても,無効となります。
- Servlet 2.3仕様に対応したWebアプリケーションでは,サーブレットの仕様で規定されているweb.xmlの<error-page>タグによるエラーページのカスタマイズ機能を使用している場合,Webコンテナは<error-page>タグに記述されているページへのアクセス結果をステータスコードとして返却します。このため,<error-page>タグに記述されているページへのアクセスでエラーが発生しない場合には,この機能は動作しません。
- エラーページのカスタマイズをするための設定が,ワーカ定義(workers.propertiesまたは簡易構築定義ファイル)またはhttpsd.confのどちらか一方にしかない場合,設定されているエラーがWebコンテナで発生しても,ユーザが設定したファイルは表示されません。
エラーページの生成を委任するエラーステータスコードがワーカ定義だけに指定されている(httpsd.confのErrorDocumentディレクティブを定義していない)場合,そのエラーステータスコードのエラーが発生したときに返却されるエラーページは,HTTP Serverが自動生成したページになります。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, 2015, Hitachi, Ltd.