Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)
(1) 共通のユーザ定義ファイル
HTTP Server,Microsoft IISを使用する場合で共通のユーザ定義ファイルを次に示します。
- workers.properties(ワーカ定義ファイル)
ワーカの定義,およびワーカごとのパラメタを設定します。
ファイルの格納場所を次に示します。
- Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\web\redirector\workers.properties
- UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/web/redirector/workers.properties
- usrconf.properties(ユーザプロパティファイル)
リダイレクタからのリクエストをWebコンテナで受信するときの通信タイムアウトを設定します。
ファイルの格納場所を次に示します。
- Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\server\usrconf\ejb\<サーバ名称>\usrconf.properties
- UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/server/usrconf/ejb/<サーバ名称>/usrconf.properties
(2) HTTP Serverを使用する場合のユーザ定義ファイル
HTTP Serverを使用する場合のユーザ定義ファイルを次に示します。
- mod_jk.conf(リダイレクタ動作定義ファイル)
HTTP Serverでのリダイレクタの動作を設定します。
ファイルの格納場所を次に示します。
- Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\web\redirector\mod_jk.conf
- UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/web/redirector/mod_jk.conf
- httpsd.conf(HTTP Server定義ファイル)
HTTP Serverの動作環境を定義するディレクティブ(Webサーバの実行環境を定義するパラメタ)を設定します。
ファイルの格納場所を次に示します。
- Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\httpsd\conf\httpsd.conf
- UNIXの場合
/opt/hitachi/httpsd/conf/httpsd.conf
(3) Microsoft IISを使用する場合のユーザ定義ファイル
Microsoft IISを使用する場合のユーザ定義ファイルを次に示します。
- uriworkermap.properties(マッピング定義ファイル)
Microsoft IISでのURLパターンとワーカのマッピングを設定します。
ファイルの格納場所を次に示します。
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\web\redirector\uriworkermap.properties
- isapi_redirect.conf(リダイレクタ動作定義ファイル)
Microsoft IISでのリダイレクタの動作を設定します。
ファイルの格納場所を次に示します。
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\web\redirector\isapi_redirect.conf
ユーザ定義ファイルに関する注意事項を次に示します。
- 上書きインストールの場合,ユーザ定義ファイルは上書きされません。
- アップグレードインストールの場合のワーカ定義ファイル,およびWebサーバ定義ファイルの処理については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「10. 旧バージョンのアプリケーションサーバからの移行(J2EEサーバモードの場合)」を参照してください。
- リダイレクタの定義ファイルの1行の最大文字数は,1,023文字です。この文字数内で定義してください。
- 次のユーザ定義ファイルで,同じ名称のパラメタが複数指定されている場合は,最初に指定されたパラメタの値を使用して動作します。
- isapi_redirect.conf
- workers.properties
- uriworkermap.properties
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