Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)
3.10 JSFおよびJSTL使用時の注意事項
この節では,JSFおよびJSTL使用時の注意事項について説明します。
- コンテキストパラメタに指定した値は,次の規則に従って扱われます。
- boolean型のプロパティでは,小文字,大文字が区別されます。
- すべてのコンテキストパラメタには,省略値があります。不正な値や指定できる範囲外の値を設定した場合は,省略値が利用され,誤ったコンテキストパラメタがメッセージに出力されます。
- JSFおよびJSTLのクラスパスの設定時,ライブラリのバージョンで注意しなければならない事項を次に示します。
- 動作させたいバージョンのライブラリと異なるバージョンのライブラリを同時にクラスパスに指定しないでください。アプリケーションが予期しない動作をするおそれがあります。
- アプリケーションのバージョンに合わせたライブラリをクラスパスに指定してください。
- アプリケーション作成時の注意事項を次に示します。
- Component Container 09-50-02以降のJSFを使用する場合は,リクエストされる可能性があるすべてのxhtmlファイルにXML宣言,DOCTYPE宣言を記述してください。レスポンスには,リクエストされたxhtmlファイルのXML宣言,DOCTYPE宣言が出力されます。リクエストされたxhtmlファイルにXML宣言,DOCTYPE宣言が書かれていない場合は,レスポンスにどのXML宣言,DOCTYPE宣言が出力されるか保証されません。
- アプリケーション実行時の注意事項を次に示します。
- アプリケーションのJARファイル内のMETA-INF/resourcesのリソースを更新した場合,リロード時にKDJE39556-Wのメッセージが出力されます。しかし,この状態でJSFからリソースにアクセスした場合,更新後のリソースが取得できます。
- JSFアプリケーションのページでは,scriptまたはstyleブロック内ではエスケープ処理が行われません。
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